2014 BRM914 あおば 200km 伊豆

Challenging brevet 2014 BRM914 Izu 200km with Velo Club Randonneurs Aoba, by SHIBATA Akira
作成 2014/09/16 作成
山伏峠アプローチ中に見える相模湾に浮かぶ初島

はじめに

今年 2014 年も SR (SuperRandonneur) を自称できることを目指したいと思った。  SR の資格は同一年に 200km 、 300km 、 400km 、 600km を完走できていることである。  長い方は短いものを補完できることになっているので、BRM531 アタック三保で 400km 、 BRM628 のんびり新潟で 600km 、 BRM705 アタック日本海で 600km 、を完走できたので、あとはどんな長さのブルベでもいいので完走さえできれば条件を満たすことができる。 

今年は二回目の骨髄移植ドナーをしたので、自転車に乗れるようになったのは 4 月からだ。  そのため、ブルベで走れるようになったのは 5 月からなので、シーズン初めの短いブルベには出られなかった。  そんなわけで、出遅れ感があるが SR を目指して 3 本完走できたから、あと一本だ。  調べてみたら、近所から出発するブルベがあるじゃない!  ということで、 VCR 青葉主催のブルベに参加申込をした。 

当方はずっとオダックス埼玉主催のブルベしか出走したことがなかった。  しかし、 AJ 群馬主催の2013 BRM907 群馬 300 上信全部のせ300丼 に出走して、他の団体のブルベでも参加できる自信がちょっとついた。  さらに、今年 AJ 群馬主催のブルベ( BRM628 のんびり新潟)にもう一度参加して、キューシートだけでもなんとか走りきれるという気になった。 

具体的方法

BRM628 のんびり新潟で雨の中の 600km で実験し、 BRM705 アタック日本海で、100km くらい雨に降られたが概ね完成をみたキネシオテープでの「尻やヒザの裏の皮の臨時強化」を今度の 200km でも使う。  これで、雨もドンと来い!だ。  というか、晴れるとまだまだ暑い今の季節、雨が降ってくれたほうが涼しく走れてうれしいことが多い。  濡れるのが嫌だったわけでなく、シリやヒザの裏などの皮がムけていたからヤだっただけなので、テープで皮膚強化ができる今、雨のほうが都合よくなった。  雨降ってくれないかなー。 

また、効果があるかはまだ確信がもてないけれども、今回もビタミン B 群ビタミン B 群のサプリメントへのリンクもドーピングする。  前の晩に飲むのはヤメた。  眠れなくなるからね。 

装備

ハンドル周り

ハンドル周りはほぼ前回並みだが新兵器投入だ。  コマ図は提供されないようだ。  キューシートのみの提供ということで、キューシートだけで走行することになる。 

新兵器は写真の中でたまごっち(パワータップのロガーで黄色いモノ)の下に見える懐中電灯だ。  こいつはスゲぇ、当方での主力と考えている。  どういう風にスゲぇかというと下の通りだ。 

あ、いや、ダメなところを上げてどうする>俺  上記のようなダメなところをおいても使いたくなる仕様だ。  つまり、アルカリ乾電池だと最大照度は 7 時間だけ可能だが 600 ルーメンを発揮するとのこと。  実際とてつもなく明るい。  明るさは三段階あって、二番目の明るさだと 15 時間使用可能で、三番目の明るさだと 200 時間使用可能とのこと。  当方は通常二灯設置しているのだが、もう一本は 180 ルーメンで 7 時間持つタイプを使用している。  二番目の明るさでも 180 ルーメンの懐中電灯と同等以上の明るさがある。  そして、以前同じ位置につけていて、 2014 BRM628 群馬 600km のんびり新潟で雨中走行して浸水してしまったところの、単三を三本直列な持続時間 20 時間 120 ルーメンな長い懐中電灯の明るさと比較しても、今回の新型の三番目の明るさはそん色ないのに持続時間 200 時間とくれば、重いが絶対的な長時間点灯が期待できる。  どうせ、当方の自転車は装備なし重量で 13kg 、装備重量は 17kg くらいあるのだから、いまさら 200g ちょっと重くなっても大したことはない。  その重量分のハンデは夜間でも明るい道を走行することで安全と速度でメリットがあると思う。 

比較写真は下の通りで、単三を三本いれるタイプよりはすこし短いが、二倍以上の太さで重さも 220g と 450g と二倍以上だ。  ただし、一番明るいときで明るさは三倍以上、電池の持ちは同じくらいの明るさで 25 倍以上だ。  今回は 200q だったからほとんど活躍しなかったが、夜間走行必須な 300q 以上ではおすすめの装備だ。  プロポーションは単三を一本いれるタイプをそのまま大きくしたような感じだ。  単一を二本入れるとちょうどよさそうに見えるが、単一は入らない。  単二では入るが、ガバガバだ。  というか、ラインナップとして単一を二本いれるタイプがあってもいいかもとは思った。 

新旧懐中電灯比較

コース

下の図のように走るわけだ。  今回の目標は完走すること。  出力を下げ、ラクに走り、ここぞというところで、回転を上げるなどして出力を上げるようにしようと思う。  標準的に 150W くらいで走るようにして、上り坂でも 180W-200W くらいを目標としよう。  目標タイムは 9 時間程度と考える。  今回はメーンイベントは 4km ほど平均斜度 10% くらいの坂があるらしいので、そこを仮に全部押して上がって一時間として、残りは平均で 25km/h で走り切れれば 8 時間、合計 9 時間ってところかなと思った。 

コース図

結果

完走できた。  時間は 10 時間 9 分だった。  ミスコースは多分なかった。 

今回は下に書く事情によって 10 時間を超えてしまった。  いつかリベンジせねばなるまい。  ま、生きて帰ってきてこそ、ブルべであり、イベントであるので、 10 時間超えでも走り切って SR を自称してもよくなったことに感謝することとしよう。  要するに 600q を走り切れるようになっても、楽なブルべはないってことだ。 

ブルベ全体情報・時間基準

前日

今回はスタート地点まで 7.5km なので自走。  前日はいつも通り仕事をこなして帰宅して、寝る前にうどん三玉食べた。 

当日スタート前

トレーニングする日と同じ時刻に起きだして、朝ご飯を食べ、準備してスタート地点に向かった。  装備チェックをしながら、特に今回導入の懐中電灯 の光軸の最終調整をしながら走った。 

スタート地点の公園に着くと既に早そうな自転車とライダーが 2,30 人いた。  あー、メーンイベントな山伏峠ののぼりでバンバン抜かれるんだろうなーと考えた。 

2014/09/14-05:20 ブリーフィング前
ブリーフィング前

出発 30 分前になりブリーフィングが始まった。  初めてのブルべの人が 10 人くらいいたかな。  当方も初めての時はキンチョーしたなぁと思い出した。  いや、今回当方も VCR 青葉主催のブルべは初めてで結構緊張していた。 

2014/09/14-05:33 ブリーフィング中
ブリーフィング中

ブリーフィングが終わり、車検が始まった。  ボケっとしていたらあっという間に長い車列ができたので、最後尾に近いところで車検を受けた。 

2014/09/14-05:43 車検待ち列
車検待ち列

スタートから PC1 (約 42km ) まで

走行を始めると市街地は信号が多く、巡航速度に達する前に赤信号にあたるといううれしくない状態が続いた。  埼玉や群馬だと走り始めるとすぐにイナカ道なので、こういうことにはならずキモチよく走れるのだが、都会はなかなか難しいなぁと思った。 

2014/09/14-06:03

発進トルクの小さい当方は以前からそうだが、発進のコスト(疲労感みたいなもんかな)が小さくない。  すなわち、停止状態からスタートして徐々に速度が上がって巡航速度になり、巡航姿勢(下ハンドル使用)になるまで結構時間がかかり、道のりも必要だ。  だから、赤信号がたくさんあると結構ツラい。 

2014/09/14-06:09

道路での気温表示は 19 ℃、今の時期としては大変に素晴らしい。  だが空が写ったところを見てもらえばわかる通り、ほとんど雲がないので、昼間は暑くなることが予想された。  雨はないだろうなとちょっと残念な気分になった。 

2014/09/14-06:34

2014/09/14-06:35

国道 1 号線に入ると、次に曲がるところまではだいぶあるので、キューシートを見なくて気が楽にはなったが、市街地が多く、信号も多くていまいち気分よくなかった。 

2014/09/14-06:50

しかし、山に入る前ならほとんど平地だからして、当方の重い自転車のハンデはあまりなく、信号間が長いところではトルクの薄い当方でもハイギアに入れることで多くの方に追いつくことができた。  ま、抜いても赤信号が続くと加速が悪くて抜かれるんだけどね♪

2014/09/14-06:53
06:53 06:55 06:56

さすが国道 1 号線、三連休の真ん中の日曜日だっつうのに自動車の多いこと!

2014/09/14-07:03
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結構、列車も長くて一気に抜けるわけでもなく、途中で赤信号になったり、車が来て割り込むことになったりと、抜くのも大変だった。  イナカまでついていけばよかったかな。 

2014/09/14-07:08
07:08 07:08 07:08
07:08 07:08

スタートして一時間ちょっとで小田原に到達した。  当方にとってはオダックス埼玉アタック小田原のイメージが染みついているので、昼頃にやっと通過するイメージだ。  朝通過するなどちょっとした驚きだ。 

2014/09/14-07:20

小田原までしか来たことがなかったのでしらなかったが、小田原を抜けると海岸線を走って信号が減るのね。  リベンジのときには、小田原まではおとなしくしてるかな。 

2014/09/14-07:34
07:34 07:34

出発から約一時間半で PC1 到着だ。 

2014/09/14-07:35

PC1 から PC2 (約 94km ) まで

PC2 までに本日のメインイベントたる斜度 10% の山伏峠への登りがある。  それさえも 4,5km 程度だから、押しても一時間だからして、何とかなりそうな気がした。  補給もどうせ 200q だから、軽く補給すれば帰りつけるだろうと甘く考えていた。 

2014/09/14-07:39 またシュークリームだ(笑)
PC1 での補給

海を左手に見ながら、伊豆半島を南下するルートでそれなりにアップダウンをこなしつつ、本日のメーンイベントに向かって走行した。 

2014/09/14-07:46
07:46 07:49 07:56
2014/09/14-07:58
07:58 07:59 08:10
2014/09/14-08:11
08:11 08:12 08:12

そして、ついに 08:35 ごろ山伏峠への登坂が始まった。  記録によれば、この時から 40 分間の平均出力は 197W だ。  みなさん軽い車体にハイギアードな組み合わせで来ただろうが、当方にはローギアがある。  そう、この坂を含め大抵の坂で足をつかないで登れる、前 28T 、後 28T という、マウンテンバイクのようなギアをつけているため、自転車を降りて押すよりは早いが、押しているようなモノだといえるローレシオな組み合わせでヘコヘコ登るのだー。  だから「足を着いたら死ぬ病」にかかっていても死ぬことはない。  が、当方は別にそんな病気にはかかってないから、ダメだと思ったら押すわ。  今回はたまたま最後まで漕いで登れたけどねー。  コンクリに○モヨウの坂で途方にくれつつある当方の前を走るライダーはどんな気持ちだったろう? いや、途方に暮れても漕いでいれば頂上に着くんだけどね。  っつうか、アタック! 299 の矢久沢林道が 100km 走った後に出てくる同じくらいの傾斜という点ではツラかったかな。 

2014/09/14-08:35 ○モヨウ直前
○モヨウ直前

そう、止まって休むよりは歩いているほうが少しでも進むので、おすすめだ。 

2014/09/14-08:40 押してるライダー
押してるライダー

自転車を停めて、座って休んでいるライダーを見つけた。  そうなのだ、止まって休むと当方のような亀に追いつかれるのだよーん。 

2014/09/14-08:48 うさぎライダー発見
うさぎライダー

パラグライダーの発着場を見ながら、のぼり始めから約 40 分、山伏峠を通過した。 

2014/09/14-09:08 山伏峠通過
山伏峠通過

そして、山伏峠を下り始めて数キロメートル、スタートから 78km のあたりで、右カーブで刺さった。  正確には「飛んだ」のだけどね、気分的には刺さったのだな。 

飛ばしすぎだと言われれば、停まれる速度じゃなかったから、否定はできない。  しかし、イイワケもある。  当方はカーブミラーを見てトラックが来ていることは知っていた。  予想外だったのはトラックの走行ラインだ。  思い出せば右側通行かと思うような走り方、そう道の左側には自転車の走るスペースがほとんどなく、「当たったら死ぬ!」と思いながら、体はトラックを、頭はドアミラーをよけたつもりだった。  そうなると、自転車は立っていて曲がる状態じゃなかった。  進行方向に見えたのは左からミゾ、立木、草を積んだと思ったところだった。  立木は論外だが、ミゾよりも草をつんだっぽいところに刺さることを考え、突っ込んだ。 

が、想定よりもカタかった(笑)  当方の身体は前方に投げ出された。  トラックからすれば当方は自爆。  当方からすれば右側にはみ出しやがってと頭にきたが、それは後からで、その時は背中から落ちて「息ができなーい」ってなもんだ。  進行方向からプリウスに乗ったおっちゃんが降りてきて、「大丈夫ですか?」と言ってくれた。  「ありがとうございます、大丈夫です、ちょっと休みます」と言ったような気がした。  おっちゃんは自転車を移動してくれてボトルを拾ってくれた。  まぁ、当方が自転車のところに行ったので、自動車に戻ってくれて、行ってくれた。 

当方の呼吸ができるようになって、体をチェックすると胸、背中、腰が痛い。  とりあえず、身体は動くようだ。  尾灯の電池を回収し、セットしなおして、自転車をチェックすると前輪が回らない。  パンクはしていない。  よく見るとフロントフォークが前から押した状態で曲がっている。  左右の振れをみるとフォークがやや不均等に曲がっているからリムがブレーキにあたっていることがわかった。  ここで、サイクルハウスミカミで教わったブレーキ調整をしたら、前輪が回るようになったじゃないの!  カンチブレーキ万歳(笑)  ということで、走り始めてリタイヤして輪行できるところを探し始めた。  この停止時間はおよそ 7 分、まぁ体のダメージの割には短かった。 

走りながら、身体のチェックをすると大きく息が吸えない。  あちゃーアバラやっちゃったかなーと思った。  腰は打撲だけで済んでいそうだ、骨盤割ったら歩けないだろ?  自転車は前ブレーキをかけると左に曲がるが、まっすぐなら走れる。  後ろブレーキは何ともない。  ということを考えていたら PC2 に着いちゃった。 

2014/09/14-10:13 PC2 到着
PC2 到着

PC2 から PC3 (約 137km ) まで

本日のメインイベント終わっちゃったしなー、後は小さい坂が二本だしなーとか思ったので、 PC3 に向かって走り出すことにした。  補給はまたシュークリーム。 

2014/09/14-10:19

走り始めてわかったが、この自転車はまっすぐしか走れなかった♪

2014/09/14-10:43

どういうことかというと、上の写真のような山道を登るわけだが、フロントフォークが手前側に曲がっているということは、クランクとか、靴とかが前輪にあたるのだよ。  どうなるかって?  かするだけなら、大したことないが、ガツンとあたると前輪がロックして止まる。  上り坂でも前輪をクネクネできないのだ。  クネクネすると前輪がロックするからな。  上り坂でいったん止まっちゃったら、三本ローラーの漕ぎ始めより難しいが、三本ローラーの漕ぎ始めよりも気を使ってまっすぐ登れば走行開始できることがわかった。  左カーブや右カーブでは前輪が出っ張らないほうの足を前にして踏み、後ろの足は連結しているから引っ張ってとにかく後輪を回した。 

2014/09/14-11:07

そんなことをしていたら、当方を抜いていくライダーの写真は撮れなかった。  っつうか、ブレーキは後ろしか使えないし、恐ろしかったね。 

2014/09/14-12:45

自転車が万全でないながらも、ぼちぼち走行できて、深く息を吸えなくても、心拍を上げないで走ればちょっと胸が痛いだけで済むし、腰の痛みは上半身を支えられないだけで、ハンドルに体重をかければなんとかなったので、走っていたら公衆便所を見つけたので、寄った。  血尿とわかるほどにはなってなくて、普通のオシッコだったので、内臓もひどいダメージを受けたわけではなさそうだと判断し、最後まで走っちゃおうという気になった。 

2014/09/14-12:48

そうして、ペースを大幅に落としながらも PC3 に到着した。  自転車を降りるときに、またがった右脚を下すときに腰が痛かったなぁ。 

PC3 からゴール (約 203km ) まで

そして、またシュークリーム(笑)

2014/09/14-12:52

途中ブルべライダーに抜かれた気がしたが、撮影できなかった。 

また、一般ライダーにもいっぱい抜かれた。  自転車と身体が万全ならついて行って楽ができたのにと思ったことよ。 

2014/09/14-16:16 ゴールの様子
ゴールの様子

自転車の写真

さて、どれくらいの状態だったか、撮影してみてビビったのだが、まぁ帰ってこられたので、当方の身体の耐久性、自転車の耐久性を確認できたのでヨシとするかな。 

前からはさほど問題があるように見えない。  このおかげで直進はできたのだ。  ただ、よく見ると左右対称でないといけないブレーキが不均等な状態になっていることが見て取れる。 

2014/09/14-16:17 前から
前から

そして、横からの写真だ。  そう、今回と 2012 年の写真で比較できるだろう。  フロントフォークの角度を見るべし。  前輪が後ろに来ているので空気入れがそこにつけていられなくて外したし、前にあるペダルとタイヤの位置関係を見てくれればダメな状態がわかるだろう。 

2014/09/14-16:20 今回のブルべのゴール後の横から
横から
2012/07/07 ブルべのスタート前の横から
横から

そして、タイヤが当たらないようにする場所はペダルをこの辺にしておかないといけないというというか、これくらいあたるくらい前輪が後ろにずれたということがわかるだろう。  ペダルが最前状態になっていれば、当たるだけでロックすることはないんだがね。  反対に、普段どうやっても当たらない前輪がこれくらいの状態になるほど後退していることに驚くべきなのだろう。 

ペダル最前状態

あたってロックする角度

フィニッシュ後

フィニッシュして、 10 時間をこえてちょっと悔しかった。  目標 9 時間よりも一時間も遅かった。  飲み物を何杯かいただいてゴールを辞した。 

当日

7.5km を漕いで帰宅して、洗濯しつつ、シャワー入ったり、自転車の装備を外したりした。  風呂場で体を見たが、出血箇所は特にない。 

痛いところは右胸、右の背中、右の骨盤、両腕だった。  両腕は骨盤のところの打ち身のせいで腰が痛いから上半身を腰で支えられず腕で支えたためだ。  過去の経験から右胸はアバラ骨をやっていると思われた。  腫れてはいるが変形はしていないため、ヒビなのか、折れているがズレていない状態なのか区別がつかなかった。  どっちにしろ変形がなければ 2,3 週間、運動しないように言われるだけだ。 

そして、サイクルハウスミカミに修理依頼のメールを打った。 

翌日以降

呼吸が苦しくなるほど漕いでいなかったので、脚にダメージがあるはずもなく、翌日から自転車で会社に出勤した。  ただ、腰が痛かった。  胸も痛かった。  ということで、痛いのでチンタラ走って出勤だった。 

ちなみに 10 日以上経っても、胸も背中も痛いのでアバラ骨はヒビ以上であることはまちがいなさそうだ。  腰はほとんど治ったかなという感じで、自転車の修理が上がったら、また修行を再開できるだろう。 

セキもクシャミも痛いことは知っているので、この 10 日以上どちらもしていない。  結構ガマンできるものだなと我ながら感心している。 

(この段落 2014/10/05 追記) 昨日三回クシャミをして、それぞれ二分間息が止まった。  肋骨がヒビくらいだったら、そろそろ痛くなくなってくるころなのだが、三週間でこれならヒビじゃ済んでいなかったと見るべきかと。  三週間もすると痛いところがピンポイントになって、ダメージを受けたところがハッキリわかったりする。  ダメージあるところは右胸と右の背中、そして肋骨と骨盤の間の骨がない部分だ。 

(この段落 2014/10/18 追記) 変形するほどではなかったので、病院にいかないでも済んだというくらいかな。  なお、右胸と右の背中の肋骨で、胸のほうは折れたと思う。  背中もまだソレナリに痛いのでヒビか折れたかは自信がない。  また、腰の筋肉部分なんだが、骨盤のところが痛いと思ったが、どうやら骨のないところで筋肉がダメージを受けたことがハッキリわかった。  今は痛みはほとんどないが違和感というか異物感がかなりある。 

考察

今回は第三者的には自爆した。  でも、フロントフォークはクロモリだったので曲がっただけで済んだ。  カーボンフォークだったら折れていたんじゃないかと思う。  あるいはカーボンフォークの剛性のおかげでびくともしなかったか。  いずれせよ、当方は金属万歳なのだ。  アルミだったらどうだったんだろう?

しかもカンチブレーキだったので、調整できたのも大きかった。  パンクしなかったのは、ほぼまっすぐ固いところにあたったせいか。  リムも歪みというよりはすこーしへっこんだくらいだった。  それなりに速度が落ちていたのだろうと思う。 

あのはみ出しトラックはオーバースピードだったんじゃないかなと思う今日この頃。  許してはやらないが、どうでもよくなっているのも事実。  生きて帰ってこられてよかった♪

下の写真はオマケだ。  当方は上半身しか汗をかかなかったが今年くらいから下半身も汗をかくようになってきた。  おかげで、ふくらはぎも汗をかいて塩が白く見えて、それを根拠に汗をかいたことが確認できる。  でも、脛はあまり汗かいてないのかな? 

2014/09/14-16:30

結びに

オダックス埼玉にはブルベへの慣れを、 AJ 群馬にはソレまでとは違うブルベに参加できる気を、当方に贈ってくれて、感謝している。  VCR 青葉には近所出発のブルベを主催してくれたことにとても感謝している。 

長丁場のブルベを支えてくれているスタッフ、当方のようなヘロヘロ自転車乗りに声をかけたり付き合ってくださった人々に感謝の念をささげる。 

思いつくところを追加してみたいと思う。  意見・感想も歓迎だ。 


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