BRM320 埼玉 300 アタック愛鷹

Challenging brevet 2010 BRM320 Saitama 300 attack Ashitaka, by SHIBATA Akira
作成 2010/03/23 随時更新

はじめに

その昔、高校生だったころクロスカントリーランニングをしていたことがある。 練習で 35-40miles ( 60km 前後) 走ったこともあるのだけど、いわゆるランナーズハイになったことはない。 自転車でハァハァすれば、キモチよくなると聞いた。 モノは試しということで、BRM221 アタック小田原の 200km にチャレンジしてみたが、ずっと苦痛の中を走った。 200km じゃ分からなければ 300km だ(笑)、ということで今回の話なわけだ。

ブルベについて

ブルベ」について、ルールや詳しいことはオダックス・ジャパンのペイジをみて確認しよう。

で、自分のためにどういうコト・モノが役に立ったかとかそういうメモを残そうと思う。

具体的方法

装備について記述する。

装備

装備は BRM221 埼玉 200 アタック小田原城と同じだ。 ただ、今回はニューツール導入してみた。 コレが大当たり、次も使おう。

新装備

名づけて「コマ図スクローラ」だ! そもそもの発端は発表されているコマ図が降順に並んでいることを考えたからだ。 ひょっとして巻物にして見ることを意識しているのかと。 で、いきなり本番投入だったが、コストパフォーマンスも最強で他の人にも勧めたいのでココで製作過程を記述して、多くの方の幸せを願うものだ。

マズは細長いプラケースを用意しよう。 厚みはそれほど必要ない。 あえて言えばコマ図リボンな巻物が収容できる程度あればよい。 当方は 105 円で購入した。

次に加工だが、キリで穴をあける。 側面に巻物の軸を通す穴、底面にケースを固定する穴だ。

黄色い板は元々このケースに付属していた間仕切りであとで使う。 針金は巻物の軸だ。 こんなチャチな軸でいいか?と思うが、適度な抵抗が生まれてまんざら悪くなかった。

次にコマ図を印刷しよう。

次に切って短冊状にする。 このとき PC を蛍光ペンで囲んでおいたら分かりやすくてよかった。

切った短冊をセロハンテープで連結だ。 言うまでもないが、曲がらないように注意深く連結しよう。 美しくコマ図リボンができるといいだろう。

そして巻きグセをつけた。 このとき曲がりも発見できるので、曲がっていたら修正しよう。

いよいよ、コマ図リボンを軸に巻き取る。 設置したときに上、または前方に見える方の軸にゴールのほうから巻き取る。

もしもリボンがたるんだときに落ち込まないようにと付属していた間仕切りをセット。 一応フタをしめたときにコマ図リボンが引っかからないか確認しておこう。 その上で手前の軸に装着だ。

ふたをしたら軸の針金を危なくないように丸める。 このとき軸を回す抵抗が大きくなり過ぎないように気をつけよう。

帰ってきて翌日の撮影だが右の方につけた。 右利きなので右側で回せるようにしたからだ。 当初右側にあったベルは左へ移動。 中央は GPS な Colorado300 だ。 その左にサイクルコンピュータ、といってもケイデンスと積算しかしていない。 ベルの下に見えるのが懐中電灯で AA (単三) x3 な長いものだ。

みた感じはこんな風になる。 縦に長いと先のほうまで見えるので、 100m くらいづつ右左みたいな所も落ち着いていられる。 今回作ったものの場合、一番手前に直近の目標を出すと、ソレを含めて常時三コマ分見られた。 使ってみて十分に機能した。

心配事は穴について、防水処理をしていないので、雨が降ったときどうなるか分からんことだ。

結果

「坂あり、霧あり、夜景もあり…烈風あり」の素晴らしいブルベだった。

走行を振り返って

カメラを持っていかなかったので写真は無し。というか、そんな余裕はまだナイ。

約 52km 地点にある PC1 までは順調だった。

SR な大先輩(PBP も走ってる)に「筋肉を使わない走り」をせよと言われた。信号での走り出しの加速が早すぎたモヨウ。←後になって実感。大先輩と早くにはぐれた(当方が先行)がこの様子では 300km はキツいながらも結構イケるんじゃないかと思った。

約 133km 地点にある PC2 までは逝けた。

道志ダム経由山伏峠の約 30km が今回の色々を大きく決定付けた。スタートから 70km あたりの PC1 から 20km ほどのあたりで、左ひざから下の部分に力が入らずペダルを踏めなくなった。実は、前日勤務先から帰る(自転車通勤なので)時に、左足フクラハギに違和感があって、スタート地点へ自走していくときも違和感は同じようにあって、不安が現実となったワケだ。まぁ、せっかくクリートでペダルにクリップしているのだから、左は引き足主体でいこうとしたら、数キロメートル進んだところで膝の裏あたりが痛くなってきた。…おかしい、膝の裏が痛くなるときは経験上サドルが高すぎるときだ。しかし 200km のときからサドルはいじってないぞ。脚が短くなったか?(笑)今から考えると、後の烈風と比べりゃたいしたことはなかったが、向かい風が強いので伏せて登って骨盤を前傾させてしまい、フォームを崩してしまっていたのではないかと思う。…で、相対的にペダルが遠くなったと。膝の裏が痛いのは、伸ばすときに痛くて、曲げるときにも痛いという、ペダル一回転で二度オイシイ。このときから頭の中を DNF ( Do Not Finish )の三文字がグルグルすることになる。左脚がつかえなくとも右脚があるじゃないかと、どこまで持つかわからんが右脚主体でその後の走行をすることとした。

左脚が痛くなってちょっとした 77km あたりで大先輩が足取りも軽くスーっときて、スーっといってしまった。この坂でいっぱい抜かれた。ブルベはレースじゃないし、ブルベ二回目な当方は完走が目標だ。スタートから 100km 地点は 13:05 ということで 100km/ 6 時間のペースは当方にとっては脚が痛くなってきているのに悪くない。篭坂峠から PC2 までは約 30km 1000m を下るワケだが峠のテッペンで、霧(雲か?)が猛烈な勢いで下っているのが見えた。つまりこれからあまり漕がないのに冷えると想像して上半身だけヤッケを着込んで下った。予想通り結構冷えた、寒かった人は多かったのではないかな。それはそうとして、下界は暑かった。南御殿場駅で公衆便所を発見したので、ヤッケを脱ぎながら二回目排尿もした。前回は 200km を通じて一回も行かず、脱水になったことを考えると、給水はソコソコうまく行っていると思われた。

約 153km 地点の PC3 までは、後から考えるとまだ楽だった。

が、 PC3 の直前には 4km で 200m も登る坂があった。このときには右脚も疲労で痛くなってきていて DNF 宣言しようと思っていた。途中は概ね平坦だったが左脚は力が入らないバラスト(重り)から、激しく痛むソレこそ足を引っ張る物体になっていた。 PC2 には先着の人が何人かいたが、とにかく当方はヘロヘロなので停止時間を減らすしか方策はなかったので、誰よりも先に飛び出した。ま、 PC3 までの間にいっぱい抜かれたけど。

PC3 直前の坂はキツくて脚が動かないので、押した。半分くらいは押したと思う。そこは有人 PC だったので「この先どうなってます?一応宮が瀬前の PC までガンバって走りますが制限時間を越えたら DNF 宣言しますね」と言った。制限は 07:00 スタートの場合 23:02 ということだった。長いし、ここから 13km ほどの上りを越えたら後は下り基調とのこと。ということで 90km 先の PC4 に向かって走り始めた。

約 240km 地点の PC4 までは風に助けられた。

もっとも楽しめた区間だった。すぐに林道に入って押しを入れつつ登った。アソコまで行ったら下るかなと期待しつつ何度も裏切られた。

のぼれども、のぼれども、なお果ては見えざりけり、じっと脚を見る…三日物語
林道のあたりで日が暮れた。国道に入ると霧が出てきた。っつうか、濃霧だよ。自動車のヘッドライトを背に自分の影が霧に映るナンチャッテブロッケンの妖怪も見られた。(いや虹は見えなかったが…)どんだけ押しを入れてるか皆目見当もつかない。とにかく霧が濃い。この中でスタッフが自動車で追い抜きざまに「ガンバレー」という声をかけてくれた。頭の中で DNF が一秒間に 3 回くらい回っていたのが 1 回くらいに減ったと思う。折れていたココロが少しだけ持ち直した。大変に感謝している。押していると少し傾斜がゆるくなって漕ぎ始めるということを何度も繰り返した。何回目かは分からないが、「あれ?漕がなくても進む」という状態になって初めて下りに入ったことを知った。濃霧なのでよくわからんかったがとにかく下りだ。途中二人組みに抜かれたが少しの間後ろについて走った。というのも当方の目方が重いせいか、 CX900 (自転車)の転がり抵抗が小さいのか、当方のダウンヒルポジションの空気抵抗が小さいせい(ソコ!笑わないように、努力はしてるんだよ)なのか、まあ分からんが赤い尾灯がだんだん近づいて、ついには追いついて、すぐ後ろを走った。ブレーキのパッドが減っていたなぁと思い出したのはこの下りだった。

霧の区間も抜け、その後平地気味になってチギられたが素晴らしい夜景を目にした。この辺は下り基調で追い風なモンだから脚は痛いが楽に道のりを稼げたと思う。足が痛いときの方策として、曲げ伸ばしが痛いので回数を減らす→必然的に重めのギアを選択→しかしスタートが大変→漕ぎ出しはゆっくり、というように大先輩の教えが身にしみて体験できた。これは結果的に膝のお皿のすぐ下の腱痛になった前回のようなことにならずに済んだので、スタートからこういう走りが出来るといいなぁと思った。その後、何人かに抜かれたが、脚が痛かったので、とにかく前に進めればよかった。だんだん強風も激しくなり、大学生風の男子数人がバス停の看板を支えているのを目にしたりもした。上り基調になっていたが、折からの強風は友だちだったので基本追い風方向となりどうにか登れた。枯れ枝はいっぱい落ちているわ、看板とか、ゴミ箱とか、カラーコーンとか…そりゃースゴかった。 かなりキツい上り坂の上にトンネルがあってさらに上りだったわけで、「あー追い風なのに、トンネルが逆風だとヤだなぁ」とか思ったが、反対に上りなのに追い風で加速!なんつう強風。ということもあった。そんなこんなで烈風吹きすさぶ中、 PC4 のセブンイレブンに到着できた。

PC4 〜ゴール

約 240km 地点の PC4 では当方の到着時にはお二人いらっしゃったようだが買い物を終えたら、もういなかった。風で店のトビラがバコーンと開いちゃったりして店内にまで枯れ枝が飛び込んできているありさま。まぁとにかく 240km まではこられた、後 60km だ。時刻は 22:20 ごろで 100km/ 6 時間ペースよりも 50 分ほど遅いが状態を考えると進行速度は悪くない。あと四時間半で 60km はいけるかもと希望が湧いてきた。時間切れでも、とにかくゴールまでは行くことを決めた。宮が瀬への上りは、風に助けてもらいながら、ゆっくりと登っていった。途中トンネルの中では転がる枯葉と一緒に走るという不思議な光景を目にした。

結局四時間かかったわけだが、四週間前に 200km 走ったときの記憶でバッチリ!ロストもミスコースもなく走れた。が、脚は限界を越えており、だいぶ前からクリートをクリップするのにも苦労していたが、押しに入るときに風が吹いていたりすると外すタイミングが合わなかったり、体も自転車も支えきれなくて、何度も落車した。スピード的にはほぼ停止しているので立ちゴケに近い。バックミラーも取れた。(>_<)下り坂で漕ぎを止めると、再びこぎ始めるときに脚がモーレツに痛いのでユルユルとペダルを回しながら下ったりもした。…そうそう左手も限界を超えたようでフロントギアを軽いほうへ落とせなくなった。 SORA なので親指で操作するわけだが、急に固くなった…気がした。あー、故障かなぁと思ったが、ふと右手でポチっと押してみたら、軽い方へできるので左手に力が入らなくなっていただけだった。もう、最小エネルギーで、「筋肉を使わない走り」を体現、っちゅうか筋肉を使えない走りで、精神的には前回より余裕で、時間と体力は前回のブルベ 200km よりも何倍もズタボロでゴールした。

当日 2010/03/21 (ゴール 12 時間後記述)

3/21 午前 2 時半、走りきった。ブルベの記録は 19 時間 35 分。疲労は脚と左手。精神的には初挑戦の前回ブルベ(200km)よりも余裕があった。いや、体力はボロゾーキンのようだったが…。
脚全体のモモ、フクラハギが筋肉痛。目方は 63.8kg → 60.4kg で、偶然前回と同じ!だが、今回のテーマの一つの「脱水症状を押さえる」が成功して、脱水症状は出なかった。それに前回のブルベ(200km)の後、安定した目方は 62kg 台半ばなので水分等で 1kg 位増量というか、減少割合も少なかったと思われる。今回も減っちまうのかなぁ。

ブルベスタートからゴールまでの走行記録は以下の通り。
項目内容備考・他
走行 305.50kmミスコース分含む
実走行時間16:55休憩や信号などで停止中は含まず。
平均走行速度18.0km/h休憩や信号などで停止中は含まず。
期間中最高速度67.5km/hどこでこんな速度が出たかな、御殿場あたりの伏せこんだ下りかなぁ

なお、ゴール後帰宅するまでがもっともキツかった。ソレを裏付ける数字が、帰宅までの道程 7.5km を 46 分もかかってることだ。コレはおよそ 9.9km/h だ。ソレまで風は概ね下りでは向かい風が多く、上りでは追い風が多かったが、ゴール後の道程はずっと向かい風で、しかもブルベの気の張りはなくなって、ダメダメだったからだと考える。

なお、当日 2010/03/20 〜 03/21 は各地で 20m/s 〜 30m/s を超える強風による被害が続出していた。 25m/s の風は 90km/h に相当するので、そりゃー自転車にとって大変だったわけだ。

翌日 2010/03/22 (ゴール 36 時間後記述)

恐れていた、というか課題だった膝の腱痛は全くないが、膝裏のフクラハギ上部あたりの筋肉痛で家の階段を下りるのに少々苦労するくらいにまで回復した。それと、左手の回復が意外に遅い。左手薬指が伸びない力が入らない。左手親指も力が入らない。

翌日 2010/03/23 (ゴール 54 時間後記述)

現状は右脚はもう OK 。左膝裏のフクラハギ上部あたりの筋肉痛で家の階段を下りるのに少々苦労するくらい。 それと、相変わらず左手薬指が伸びない力が入らない。左手親指も力が入らない。 左手が使えないと歯磨きやいろいろな手の協働作業、たとえばキータイプなどがやり難い。

考察

失敗

二回目のブルベだ。失敗したと思うことを書いてみたい。 詳細は箇条書きの下に記述。

  1. 力んだ走り…大先輩に教わったが分かっていなかった
  2. 引き際…完全に見誤った

力んだ走り

ゴール寸前には力めない走りになっていたのでアレを意識してできるようになりたい。普段のツーリングとは当方の現在の実力では同じにできないのだ。

引き際

往生際が悪く、いつやめようかなー、アソコまで行ってダメそうならやめようと何度思ったことか。 結局走りきっちゃった。 ま、空気の読めない当方だから、引き際を見極められない男を証明してしまった。

成功

二回目のブルベだ。成功したと思うことを書いてみたい。 特に前回失敗したところについても記述する。

  1. 摂食・水分補給…おおむね順調にできた
  2. 撮影…余裕がないことを知っていたので、最初からあきらめた
  3. サイクルコンピュータ&コマ図…基本的にこれを参照した
  4. GPS でのコース確認…コースを Colorado 300 で見たが、前回の轍を踏まぬようにした
  5. 膝痛…お皿の下の腱じゃなくなった
  6. サングラス…度付きのサングラス

摂食・水分補給

前回の課題である、摂食・水分補給は概ねうまくいったと見てよいだろう。 まず摂食だが、前回は朝食にご飯、 PC1 でムリしてオニギリを食べたが、あまりかまないせいなのか、その後飲み食いできなくなった。 そこで今回は、朝食にモチ、 PC1 では無理なくアンパンを食べた。 わりといけそうな気がしたので PC2 まで間があったが、休憩がてら道志のコンビニで再びアンパンを買い食べた。 大福も途中で休憩しつつ食べたりしてみたので、アンパンと大福はいけることは分かった。 途中でラーメンやスパゲッティを食べられるような強い内臓を持っている人もいるようだが、当方にはマネできない。

次に水分補給だが、あらかじめ多く飲んでおくという手を使ってみた。が、出発前に一回排尿。スタート地点へ着いて排尿、出走前にまた排尿と頻尿かと思うくらいだった(笑)。 もうね…、「俺の水分が排泄されてしまうっ!もったいないぃ〜」という感じだった。 しかし、PC 外の南御殿場を加え、全ての PC の四箇所で排尿できたことは、前回 200km 走って一度も行かなかったことを考えれば、非常に成功したといえる。

撮影

本当は撮影したい。 しかし、その実力は今はない。 あきらめが肝心だ。 今回はソレが吉と出たと思う。

サイクルコンピュータ&コマ図

今回はコマ図スクローラ(上述)を作ったが大成功だ。 コマ図の累計距離数とほぼ同じ値を示すサイクルコンピュータ(200km過ぎると1kmくらい多く表示される)でナビゲーションだ。 ハッキリ間違ったのは一箇所だけでコマ図もなんかミョーだった。 多分それがなければ、サイクルコンピュータの値とコマ図の値はもっと近似していたと思う。 簡単に作れて効果が高いので大変オススメである。

GPS でのコース確認

コマ図スクローラが非常によかったために Colorado300 は「本当にハズれてないか?」という確認と時刻の確認につかった。 よって、時々電源を入れるのみで、十九時間半走ったが期間中で合計一時間も電源は入っていなかったのではないかと思う。 じゃぁ、もっていかなくてもよかったのではないかという話もあるが、ちゃんと動作していることを条件に、ロストしたときも復帰できるし、間違った道へ進んだときも確実に確認できるし、正確な時刻もわかる。 よって、 Colorado300 は今後も持参予定だ。

膝痛

本当は痛くないのが一番だが、お皿下の腱が痛くならないようにあまりふんばらないことにした。 結果として膝の裏が痛くなったが、前側が痛くならないようにという目論みは成功した。 大先輩によれば、これでも結構踏んでるようだ。 最後のほうなどは踏めない回せない状態だったのでアレを次も出来ればもっと楽に走れると思う。 なお、ゴール後に鍼灸師の方に膝を見てもらったところ、漕いでいるときに左膝が外に逃げる癖があるかも知れないので、鍛えておくとよいと教わった。あお向けに寝た状態で膝と床の間にタオルを巻いて差込曲がった膝を伸ばすという運動だ。膝裏が治ったら試してみよう。

サングラス

一月までは自転車に乗るときはメガネをかけていた。 偶然ツーリングで一緒に行った方に度つきのスポーツサングラスを勧められた。 普通のメガネだと風の巻き込みも多いし、視界も狭く、紫外線の影響もあるから、スポーツサングラスの方がよいと教わった。 といいうことで、川越のカニヤさんを紹介してもらった。 リンク先を見れば分かるが、

店主もロードレーサーを趣味としており 自ら使用した実体験とメガネの調整技術を生かし、単に「スポーツサングラス屋」ではなく「自転車乗りのメガネ屋が作るスポーツサングラスの店」
っちゅうことで、他のメガネ屋さんとは一線を画していると思われたので、 5000 円のメガネをかけている当方だが、総予算約四万円でスポーツサングラスを作成してもらった。 ブランドは Rudy project というらしいが、よくわからんので、シンプルそうなのをいくつかチョイスしてもらって、作成してもらった結果だ。 で、まぁ前回 200km 走った時にはつけごこちに不満もなく、比較できないので特別に良いとも感じなかった。 …が、今回は夜間走行が長く、最高速も早く、防風の砂埃舞うなか目をしっかり開けていられたのはこのサングラスをかけていったおかげだ。 当方の一張羅なので、自転車に乗るときをメインに、オートバイや自動車に乗るときにもかけるつもりだが、通勤の自転車などの普段がけはしないだろうなと思う。 当方の住んでいるところからは 20km ほどだ。 川越から 30km 圏内に住んでいる度付きサングラスを欲している長距離自転車乗りは川越のカニヤさんに相談するのは自身の益になると確信している。

課題

二回目のブルベだ。課題を挙げて改良したい。

  1. 膝痛
  2. 撮影

膝痛

表が痛くなければ裏が痛いと、次はもうちっとどちらも痛くないようにしたいなぁ。

撮影

やっぱり撮影したい。 しかし、普通のデジカメだと落としそうだし、振動も、汗も怖い。 先輩諸氏のアイデアがあるとうれしい。

結びに

終わった、次は 400km だ。(2010/03/22)

思いつくところを追加してみたいと思う。 意見・感想も歓迎だ。


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