マクロス関連について考察をするページを作った。 個人的見解なわけで、まぁ誰に押し付けるわけでもなく、当方の想像だ。 この想像は原作としての TV 版や映画版やビデオ版には描かれていないわけで、二次創作といっていいだろう。 ただ、当方のマクロス関連考察のページの場合、考察と称して想像を並べ立てているので、小説でもイラストでもないところが、一般的に言われる二次創作とはビミョーに異なるように見える。 いや二次創作にも値しないただのラクガキ、いわゆるチラ裏かもしれない(笑)
心理的には恩人と思っている方とのやり取りのなかで、『初代マクロスは、タツノコが作品名を挙げて「二次創作禁止」と宣言しているらしい』との話があった。 ネットを検索するとたくさんソレっぽいのがでてくる。 しかし、具体的にどういう風に禁止されているかの情報は出てこない。 いや、見つけられない。 引用やリンクさえ見つけられない。
それでは、タツノコプロに当たってみよう。 ←当然! で、見てみたのだが、 2013/02/27 現在でのページ構成は比較的シンプルでページ数も多くない。 一応ほぼ全部のリンクをクリックしたと思うが、関係ありそうなページは見つけられなかった。 思いつくとるべき手の残りは、直接たずねるということだ。
要するに、著作権ってのは許諾するかしないかなわけで、多少条件がついたりすることもある。 多少といっていいかわからないが、お金を払うことを条件とするとか、何か他の義務を負わせるとかだな。 いずれにせよ、きいてみないことには何も始まらないから、きいてみた。 問い合わせ窓口はトップページから CONTACT というところをクリックした。 必須事項は、「名前」「メールアドレス」「問い合わせ内容のラジオボタン」「具体的な内容」だ。 不自然でも理不尽でもないので、全部記入して送信ボタンを押した。 なお、具体的内容については、「自分宛に送信メールの控えを送る」というチェックがあったので、ソレにチェックした。 これは親切な設計だと思った。
ということで、当方宛てに送信メールの控えが届いたので、下に転載する。 2013/03/05 現在、一週間ほど待ってみたが特に返事がないようだ。 これは、黙認なのか、容認なのか、はたまた黙殺なのかわからないが、「まだダメだとは言われていない」状態だ。 よって、ココがダメだといわれたら、その内容にあわせて、可及的速やかに当方の関連の記述を改善する予定だ。 ある日、当方の記述内容が、大幅に変わっていたら、指導があったかもしれないと考えてもよい。
Delivered-To: help@eva.gr.jp Received: by 10.49.103.163 with SMTP id fx3csp161057qeb; Tue, 26 Feb 2013 15:19:09 -0800 (PST) X-Received: by 10.68.58.3 with SMTP id m3mr154557pbq.69.1361920748794; Tue, 26 Feb 2013 15:19:08 -0800 (PST) Return-Path:Received: from tatsunoko.co.jp (tatsunoko.co.jp. [111.89.139.127]) by mx.google.com with ESMTPS id xu6si2780983pab.327.2013.02.26.15.19.07 (version=TLSv1 cipher=RC4-SHA bits=128/128); Tue, 26 Feb 2013 15:19:08 -0800 (PST) Received-SPF: pass (google.com: domain of toiawase2@tatsunoko.co.jp designates 111.89.139.127 as permitted sender) client-ip=111.89.139.127; Authentication-Results: mx.google.com; spf=pass (google.com: domain of toiawase2@tatsunoko.co.jp designates 111.89.139.127 as permitted sender) smtp.mail=toiawase2@tatsunoko.co.jp Received: (qmail 22018 invoked by SAV 20130226.021 by uid 37300001); 27 Feb 2013 08:19:06 +0900 Date: 27 Feb 2013 08:19:06 +0900 Message-ID: <20130226231906.22017.qmail@dc38.etius.jp> To: help@eva.gr.jp From: toiawase2@tatsunoko.co.jp Subject: タツノコプロダクション 「送信ありがとうございました」 Mime-Version: 1.0 X-Mailer: Form-Mailer Ver1.5(by http://www.showzie.com/) Content-Transfer-Encoding: 7bit Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP 柴田晃 様 お問い合わせありがとうございました。 下記の内容で送信いたしましたのでご確認お願いいたします。 ============================================================= 送信日時:2013年02月27日(水)08時19分06秒 ============================================================= お名前 = 柴田晃 メールアドレス = help@eva.gr.jp お問い合わせ内容 = イベント/その他 コメント欄 = タツノコプロ担当者様 お世話になっております。 柴田と申します。 さて、問い合わせ内容としては、 二次創作についての可否の確認です。 御社の二次創作についての取扱いが web ページ上から確認できません でしたので、当方が作成した分が 御社から見ての分で問題あるか どうかについてご確認いただけ ますれば幸いに存じます。 もし、問題がありましたら、 ・どの点が問題で ・どのようにすればよいか についてご指導いただけますでしょうか また、もし web ページ上に御社の 二次創作等の取扱いについての記述が ございましたら、お示しいただければ よく読み込みたいと考えております。 わたくし個人の見解と想像にて記述が ありまして、二次創作に該当すると 考えております。 くだんのページ ↓ http://www.psychoscape.net/sig/2013/20130105.html 恐れ入りますが、検討よろしくお願いいたします。 submit = 送信 ============================================================= ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 株式会社 竜の子プロダクション ホームページ: http://www.tatsunoko.co.jp ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
まぁね、当方ノータリンだから、考えも足りないことが多くて、周りの人に迷惑をかけることが多い。 だから、きっと何か見落としとか、もっとこういう風に考えるべきだろう?とかあると思う。 そんなときには、コッソリと、やさしく指導してくれるとありがたい。
フと思ったが、作曲に対して、編曲というのかな曲調を変えたりするのは二次創作にあたるんだろうか? 故羽田健太郎が作曲したいろんな曲を改変したらそれは二次創作? あるいは、バルキリーをイメージした曲とか、マクロスからインスピレーションを受けた曲とかって二次創作なんだろうか? いろんな、疑問が頭の中からわいてくる。
ネットや同人誌即売会では、イラストや小説という表現方法が多いが、それら以外の二次創作ってどんなのがあるんだろう? コスプレはどうなのか? コスプレに関連して、カツラとか衣装とかね、たとえば明るい栗色のカツラででんでんヘアな形をつくったら男がかぶっても未沙にみえるだろう? これを栗色じゃなくて黒髪にするとか色変えたら二次創作なんじゃないかなーとか。
勉強でも文化的なことでも、物事は最初はまねして、それを守り、ちょっと変えて、思いっきり違うモノにして、最後はソコから離れる。 師弟関係に見られる守破離の考えは近いものがあるな。 ルーブルに行ったときに模写している若い人を見たときには、あーこうやって学んでるのだなーと思った。 二次創作って、守りつつ、ちょっと変えているあたりの事象だろうか。 文化の醸成とか、発展って、やっぱり二次創作も必要なんじゃないかなーと思う。 近年の日本のアニメやマンガの発展ってそういう二次創作が活発なところも世界に誇れる状況をつくった要因のひとつだろうと考えた。
なんてぇコトを考えるより調べたほうが早かった。 Wikipedia によれば、バルキリーをイメージした曲とか、マクロスからインスピレーションを受けた曲は二次創作物にあたるだろう。 コスプレもそうだろうな。 ただ、原型をとどめないと誰もが思うくらいに違う状態で、本人が関連付けを表明しなかったら二次創作にあたらないといえよう。
ふむ、やっぱりいろいろと深いな。 とても勉強になるし、違う人の意見ってのは聞いてみるものだ。 これがコミュニケーションであり、うまくいかないとディスコミュニケーションだったりしてマクロスのテーマにつながったり(←ムリヤリすぎ、笑)するわけで、こういうココロの機微(きび)が文化をつくるのだと思う。
ここまで考えてみて、先行者が複数いることを思い出した。 考察を出版したところの、いわゆるナゾ本ブームの中心となった本たちだ。 「ウルトラマン研究序説( 1991 年)」と 「磯野家の謎( 1992 年)」と 「空想科学読本( 1996 年)」 が思いつく。 実はどれも読んだことがない。 ネットで調べてみたところ、 「ウルトラマン研究序説」の表紙にウルトラマンがでているので、金銭面は別として円谷プロダクションに許諾を受けていそうだ。 「磯野家の謎」はネット上の情報からは、姉妹社か長谷川町子美術館が著作権者に該当しそうだが、許諾を受けていないらしい。 「空想科学読本」はいろんな作品を取り上げているとのことで、許諾を受けてないように見受けられる。 これらのうちモメたのは「磯野家の謎」のようで、今は古本屋に行かないと入手できないようだ。
つまりは、考察を公表する場合については、モメる場合もあるが、そうでないのもあったと。 だから考察をする場合の可否は著作権者の胸三寸に拠るってことかな〜。 やっぱりきいてみる他なさそうだなぁということだ。
画像だが、一応当方としては引用の範囲と考えている。 当方の場合のマクロス関連について考察をするページをマヂに考えてみると、 2013 年 3 月 5 日現在で約三万九千字ある。 400 字詰め原稿用紙にして約 100 枚とくると…新書が 300 〜 400 枚くらいらしいから、結構な分量だ。 っつうかクドいんだよ、もうちょっとスマートにかけないのか?>オレ と思うくらい量がある。 ここに 2013 年 3 月 5 日現在で 64 枚の画像といくつかの Youtube の埋め込み動画がある。 画像は文章を説明するために、従の状態と考えている。 未沙のでんでんヘアは知らない人は百聞は一見にしかずということで、見れば「コレのことか」とわかるので、引用として最低限の必要な量と考えている。
ただ、Wikipedia の引用の要件を見てみると、ちょっと怪しいかなぁ。 引用の要件のそれぞれに対応して当方の分についての当方の解釈は下の通りだ。
ということで、考察してソレを述べるのは小説などとは違って二次創作っぽいが、そうでもないかもしれない。 出版物にまでなっているものもあって完全に NG とまではいえないようにも思える。 あくまでも当方の個人的考えであり、法解釈がどうかはわからない。 それをハッキリさせたいなら裁判ってことじゃないかな。 まぁ当方の考察はタツノコプロからみて、二次創作に見えるか、そうでないか…それもわからないが、今回二次創作かもと質問したが、実はマトハズレなことをしたかもしれない気がしてきた。 まぁ、返答がなければ、このまま公開を続けることにしようと思う。
あとは初代テレビ版マクロスの公表が 1983 年だから、著作権法が変わらなければ 2034 年後半にはテレビ版の著作権が切れるわけであと 20 年だ。 表立った二次創作には、ソレを待つとか。 映画のほうの公開が 1985 年なので、著作権切れは 2056 年か、こっちはまだまだ先って感じだなぁ。
そーいや、夏目漱石は亡くなったのが 1916 年だから、「坊ちゃん」や「我輩は猫である」の著作権は切れているのね。 原作に使っても、二次創作してもお咎めナシだな。 そっちの人気はないのぅ。
思いつくところを書き連ねてみた。
なんか思いついたらさらに追加してみたいと思う。 反論・意見・感想・質問も歓迎だ。
もし、コレをお読みの貴方が、自分の意見を載せろとか、リンクしろとか、画像プレゼントとか、何か思うところがあったら、トップページの下のほうにある免責のところを見て連絡をちょうだいね。
当方(SHIBATA Akira)は, 本サイトをご利用の際に起きるかもしれない不利益に対し, 一切責任を負いません.