今年は自転車関連に関して、ツいてない気がしたが、三月に 300km を走り、 BRM917 神奈川 200 箱根も、BRM925 あおば 200km 伊豆も、 BRM1008 あおば 400km 御坂みちも走り切れた。 休憩を含めて平均 20km/h よりも早く走れた。 今年は 600q を走り切れば、 SR (SuperRandonneur) を自称できる。 最後の 600km だし、自宅からも近くなので、ぜひ参加したいと思った。
ってなことで、憑かれた当方には 600q にチャレンジなブルべだ。
今回の新装備はメガネと懐中電灯(前照灯に使用)だ。
従来からメインで使用している前照灯の懐中電灯は単三エネループを 6 本使う重いが、明るく、長時間点灯できる当方の主力前照灯「ジェントス GENTOS LED ライト ネクセラ 909D NEX-909D 」である。 が、使用していると重い以外の欠点(というか故障か?)が露呈した。 どこかの接触がわるいのか、ガタガタ道を走ると、消灯したり、暗くなったりする(笑) いや、笑い事じゃないよ、真っ暗な山道を高速に下っているときに、ガタガタときて、いきなり真っ暗じゃ、死ねる。 従来使っていた補助灯の LD20 は明るさはそこそこなんだが、二時間しか持たない。 点灯したり、消灯したりが面倒だし、 BRM1008 あおば 400km 御坂みちでは、こまめに消していたが電池が持たなかった。 その反省から、新たに懐中電灯を導入することにした。 実用点灯時間 8 時間を目安にホームセンターに行ったら、主力の「ジェントス GENTOS LED ライト ネクセラ 909D NEX-909D 」と同じシリーズの単三を二本で運用できる「ジェントス GENTOS LED ライト ネクセラ 903D NEX-903D 」(公称:実用点灯時間 10 時間)を発見した。 同時に消灯することがなければ、減速して点灯する時間を稼ぐことができると期待できる。
メガネは貼り付ける老眼鏡ではなく、徐々に度が変わる境目のないタイプの遠近両用のレンズを付けたサングラスだ。 見た目は、従来の透明レンズの度つきサングラスとほとんど変わらない。 これをつかえば見た目もスマートに、かつ遠近両用で使用できる。
今回のハンドル周りの写真が下の写真。 キューシートの右上が斜めに折れているのは、バタつきを抑えるためだ。 理由は不明だが、キューシートがまっすぐのとき、スピードがでると、バタバタするのだ。 しかし、斜めに折るとこれがなくなるんだね。 想像だけど、まっすぐの時にはカルマン渦か何かのせいでバタついて、折ると、流れが変わってカルマン渦みたいに交互に渦がでるわけじゃなくなってバタつかなくなるのではないかと。
2016/10/23-09:48全体は下のようにいつもと変わり映えしない装備で乗った。
コースは藤沢を出発したあと、途中(石和)まで、 BRM1008 あおば 400km 御坂みちと同じ感じ、そこから南下して、富士宮に出て、駿河湾岸をぐるっと東へまわり、伊豆半島でコース名となっている天城越えをして伊豆半島を西から東へ抜け、海沿いを藤沢まで帰るというルートだ。 コースの半分くらいは走ったことがあって、 BRM1008 あおば 400km 御坂みちみたいな感じ、御坂みちのかわりに天城越えということで、天城越えをした後の風に 200q のときでも悩まされるので、追い風だといいなぁと願っている。 標高(実測)のように変化するわけで、軽井沢へ登り、いったん下った後、妙高高原へ登って、海へ下り、興津から駿河湾岸を走って、沼津を越え、伊豆半島は修善寺など 200q のコースで走ったことのあるルートをも走りつつ、さらに半島の先へ行き、天城越えをして、河津で相模湾にでて、あとは、伊東、熱海、小田原、平塚を越えて、藤沢に帰ってくるという、書くだけなら、ラクそうなコースだ。
今年走った二本の 200q ブルべ、 400km はシマノの WH-RS81-C50-CL のおかげか、いずれもトータル 20km/h を超えた。 同じペースで 600q なら 30 時間を切っちゃう可能性もある。 過去には 600q で 31 時間丁度くらいのこともあったので、最後が田舎道ならあるかもしれないが、信号山盛りで、都市部な小田原、二宮、大磯、平塚、茅ヶ崎を通過するわけで、あまりタイムにこだわらずに走ったなりでゴールしようと思った。 400q ブルべで行った、前半の単独走では 150W 〜 200W の間で走るようにして、なるべく 200W を超えないようにして、後半になったら、どうせタレてるだろうから、走れるなりに走ろうと思った。
二週間前に走った BRM1008 あおば 400km 御坂みちで左足首の外側くるぶしの上の痛みが完全には取れていないが、力を入れたり、足で走ったりしなければ痛くない程度には回復していた。
前日にたくさん寝て、寝だめしたのがちょっと腰にキた。 せんべい布団なので、固いからか、よくうつぶせになって PC のキーボードを打っているせいか、ちょっと腰が痛いというか、調子悪い感じだったが、立って歩く分には違和感を感じる程度で済んでいた。 どうせ、坂を上ると腰が痛くなるのだから、平地は大丈夫だろうと甘く見ていた。 それに、信号待ちで腰を動かして、腰痛対策をすることで、最近は比較的ひどくなくなる傾向があるので、問題は少ないだろうと思った。
スタート地点は自宅から約 7km の公園だと思ってノソノソしていたら、遅れた。 しかも、ロガーの電池が電池切れの表示! コンビニに寄って、電池交換をした。
なーんてことをしていたら、ブリーフィングに間に合わず、車検が始まっていた。 スタート受付をしてもらって、「特にないですか?」と聞いて、「ない」とのことだったので、すぐに車検を受けて、最後尾あたりで出発した。 ま、最後尾出発は毎度のことか。
今回の目標も完走。 第二目標として、なるべくダメージを少なくしてのゴールだ。 ソレに対し、公称 30 時間 34 分で、過去最高を記録した。 公称というのは、実は 10 分くらい前に到着していたのだが、スタッフがいなくてどうしたものかと思っていて、電話をすることを思いつくまでに時間がかかった。 スタッフに電話した時をゴールとしたため、そういう時間になった。 まぁ、レースじゃないし、 10 分程度がどうこう言う問題ではないので、完走したことで満足なのだ。
ダイジェストとしては下のように心拍や出力が推移した。 写真で、だらだらと当方の感想をグラフの下に流してみよう。
注意点としては、ロガー一号機の調子が悪く、ロガー一号機で測定していた間( 298q 〜 390q 、 14 時間〜 18 時間半)の記録は無理やりサルベージしたため、測定値にはちょっと疑問がのこる。 特に上り坂でもない、というか下り基調なのに速度が異常に小さくでているとみられる。 まぁ、心拍やほかの値はおおむね正常っぽく見えるので、サルベージできただけでも良しとしている。 また、標高がスタート時に合わせたが、気圧式の欠点だろうスタートから 19 時間のあたりで標高は一桁になっているが、ロガーの表示は 85m くらいだったから、 80m くらい誤差がでていた。 ただ、その後相模湾にでたスタート 24 時間後に再び標高一桁メートルになっているが、相変わらず 85m くらいを表示していた。
今回はパワーは後半はしっかりタレて、心拍もがっくり落ちて、上がらなくなっていた。 尻のダメージは大きく、結構ツラかった。 ヒザのダメージは少なかった。 足首の外側くるぶしの上方数センチメートルあたりが腱痛がひどくなった。 しかも一回クリートキャッチできずに足をペダルの前に踏み外して、くるぶし外側をペダルでガッツンとやってしまい、ひどく打撲した。
近いからと油断していて、出発が遅れて、さらにロガーのバッテリ切れで時間を食って、スタート地点に到着したときには車検の列ができていたのだった。
2016/10/22-05:53スタートして、しばらくは街中で、信号が多く、赤信号に引っかかってばかりで、気分が悪い。 赤信号で停止し、青信号になってスタートして、加速してということを繰り返して、やっとこ巡航速度に乗ったと思うと赤信号でげんなりした。
2016/10/22-06:11七時ちょっと前から圏央道のわきを走る道、いわゆる信号の少ない田舎道になって順調になってくると、おしっこしたくなった。 トイレないかなーと思いながらもいいペースで走っていた。 時折出てくる道のわきの公園っぽいところでトイレを探したがなかなか見つからなかった。
2016/10/22-07:15野球場のわきのトイレを見つけて飛び込んだ。 なんといっても PC1 は 100q を超えるわけで、 20km/h で行って、 5 時間かかるわけなので、途中のトイレは必須だと思っていた。 が、出発一時間でおしっこ行きたくなるとは思ってもみなかった。
2016/10/22-08:04そして、二回目のトイレターイム。 二週間前の 400km ブルべで通過時にトイレがあるなーというのを見つけていたことを思い出していたのだった。 初めて寄ったが、一般ライダーの自転車もあったりして、なかなかいいところを見つけたと思った。
2016/10/22-09:5211 時ちょっと前、およそ 5 時間かけて、 PC1(106km) に到着した。 100q を 5 時間だから、約 20km/h と悪くないペースで走ってきていた。
2016/10/22-10:55この区間は碓氷峠へ上る前の区間で、 PC2 までラクに行けば、碓氷峠もサクサク登れることだろうと期待した。
2016/10/22-11:00おにぎりとグレープフルーツジュースで軽く済ませて、 PC2 へ向かった。
2016/10/22-11:14PC2 までの前半は、上の写真の方と時々前を交代しながら、走った。 いやー、人の後ろ走るとラクだねー。 風が強いとなおさらそう思うわ。
2016/10/22-12:10途中三人列車になったが、上の方がチギれて、下の写真の方と PC2 までの後半部分を前を何度か入れ替わって走った。
2016/10/22-13:05そして、 PC2 のちょっと前に急な上り坂があってね、ソコで当方がチギれるのはお約束。 後ろからきた二台にも抜かれて、ヘコヘコ登った。
2016/10/22-13:27そうはいっても、十三時半には PC2(164km) に到着。 PC1 までは五時間かかったが、 PC2 までは七時間半ということで、この区間は 23km/h とさすが平地基調で走っただけあると思った。
この区間は碓氷峠という今回のブルべで最初の試練があって、ソレを越えるとガガっと下って PC3 だ。
2016/10/22-13:32グレープフルーツジュースがなかったので、オレンジジュースにした。 考えるのが面倒でサラダ巻きとした。
2016/10/22-14:11碓氷峠へと上り始めて、すぐにメガネ橋下を二週間ぶりの通過だ。 自転車向きの低めの気温に観光客は少なめだった。 紅葉・黄葉は、曇っていたせいか、あまりキレイでもなかった。
2016/10/22-14:47二週間前ほど調子が良くないのか、いまいちパワーがでている感じがしなくて、遅い感じだった。 まぁ、のそのそ登っていても 50 分くらい漕いでればてっぺんについて、そのまま通過して、軽井沢の街中へ突入だ。
2016/10/22-15:09上の方は、 GPS の調子がわるかったか、左折すべきか迷っていたところ、当方が道を指し示して一緒に下りはじめた。
2016/10/22-16:12途中で見えなくなったが、下りじゃないところで早いようで、しばらくしたら、追いついてきたのだった。
2016/10/22-16:43そんなこんなで 229q 先の PC3 に到着だ。 なんとこの時点で 21.4km/h となっている。 碓氷峠を越えたのにこのペース、自分でもびっくりだ。
そろそろ、夜に向けてガッツり補給して、メーンイベントの清里越えをして甲府入りで、 下る予定だ。
2016/10/22-16:51昼間に気温 5 ℃くらいになるとビビったので、夜も早いうちに通過したいと願っていたので、さっさと食べて出発することにした。
2016/10/22-16:58二週間前に、後から到着した人に当方の水の残りを差し上げたが、今回は水もらう人いないか?という話だったので、当方がもらった。 水も天下のまわりものか。
2016/10/22-18:10おそらく、今回の最高地点での写真。 そして、みた表示での最低気温。 誰とも一緒にならないだろうと思って、記念写真としようと思った。
2016/10/22-18:58図らずも、街中になって一緒に走る人ができた。 後ろからスゲースピードで追いついてきた人がいたが、撮影できずにさよーならー。
2016/10/22-19:45そして、スタートから 13 時間 45 分で、 299q 先の PC4 に到着した。 スタートからの平均時速は 21.7km/h に達して、いいペースを維持していることがわかった。
PC5 そばの健康ランドまで平地基調だと思った。 実際には一山あってキツかった。 というか、身延線そばの道が、アップダウンが多くて閉口した。 ここで、パワータップのロガーを二号機から一号機に切り替えた。
2016/10/22-19:53グレープフルーツジュースとサラダ巻き、そして VAAM というジェルがあったので、それでドーピングしてみた。
2016/10/22-20:02あぁ、目を疑ったね。 オトコらしい、ブルべ装備の自転車。 漢と書いて、オトコ! いつも、自転車の重量があるから登りは弱いとか当方は言っているのだが、この自転車の迫力をみて、イイワケばかりの自分に対して、自ら恥じ入った。 見返してみると車検のときの写真に写っているじゃないの! ちなみに PC5 でてすぐのあたりで、このライダーに抜かれた。
2016/10/22-21:33撮影するものなくてね。 今回のブルべは救急車と縁があったようで、そのうちの一台を撮影してみた。
2016/10/22-22:29マーキングじゃないし、スプレイ行為でもないけど、トイレに行きたくなった。 身延線の内船駅のトイレに寄った。 ただ、この身延線脇の道は凸凹は多いし、アップダウンも多くて、対岸の国道 52 号のほうがいいんじゃないかとも思った。
2016/10/22-23:02でねー、のどが渇いたんだよ。 ダイドーの自販機を探して、見つけたらこれを買うようにしていた。 飲みやすくて、甘すぎず、でもちゃんとエネルギーがある。 走っていて、上空に巨大な構造物を見た。 見上げると第二東名だ。 そう、いつの間にかオダックス埼玉で何度か走ったことのある道を走っていたのだ。 そうすると、「この先の国道まで登って、そこからは海まで下り基調だ」と知っていたため、元気がでた。
2016/10/23-00:09日付が変わってちょっとなころ、 391km な PC5 に到着した。 そして、通算速度も 21.5km/h とハイペースで進んでいた。
この区間は当方にとっては試練の区間だ。 いつも夜間はガックリペースが落ちるし、最後のイベントの天城越えがあるわけで、スタートから 486km の PC6 へは、通算速度 20km/h を維持できたとして、午前六時ごろ到着だ。 一番眠いころに峠へのアプローチだね。 相模湾へ抜けちゃえば、後は藤沢へ〜って感じに、 PC6 を目指した。
2016/10/23-01:51ここで、会ったブルべライダーの一人は健康ランドに行くといって、先にでたのだった。 写真を撮るのを忘れたが、極太タイヤのライダーに PC6 をでてすぐのところで抜かれた。 その後見てないので、どこかで休んだのだろう。 また、もうすでに寝ぼけていたのだろう、何を食べて、飲んだのか記録に残っていない。 多分、ここでカフェイン補給ということで、コーラを飲んだハズだ。 あとは豚肉弁当のようなものを食べたんじゃないかなぁ。
また、パワータップのロガーの一号機がバッテリ切れで完全にくるくるパーになっていた。 しかたないので、 PC4 まで使っていたパワータップのロガーの二号機を再び引っ張り出した。 このロガーなんだけど、記録時間が 25 時間なのよ。 だから、当方は 400q なら何とか持つが、 600q だと、 25 時間はおろか、 30 時間も切ったことないし、今回もそんなペースで走ってないから途中で記録が終わる危険性もあるが、まったくないよりはマシ!ということで、ロガーの二号機で再び記録を始めたのだった。
2016/10/23-02:54 牛丼食べたなんとなーく沼津のあたりは走ったことがあるような気がしたが、確信がもてなかった。 それはともかく、営業中の牛丼屋を見つけたので、飛び込んで食事をした。 あんまり食欲がなかったけれども、走り切るにはエネルギー補給だ!ということで、胃袋に詰め込んだ。
2016/10/23-05:27 天城トンネル到着どこの峠もそうだが、漕いでれば、いつかはてっぺんに着くのだ。 天城越えは峠ではなく、トンネルということで、あとは下って PC だ。
2016/10/23-05:40トンネルをぬけると、朝だった。 寒いので、ウインドブレーカを着けた。
2016/10/23-05:42 二重ループ橋そして、ループ橋をくだったが、ここは登りたくないなぁと思ったことよ。
2016/10/23-05:59予想に近い、出発から 24 時間後に 486km 先の PC6 に到着だ。
天城越えをするために南下しているとき、向かい風だった。 相模湾を越えたら、南風だったからして、追い風になることを期待していた。 実際にはそうじゃなかったけど…… 日曜日の朝、小田原を過ぎると一般チャリンコも多いだろうなと予想していた。
2016/10/23-06:08 かつ丼じゃぁ〜!コーラとかつ丼とビタミンゼリーを補給して最後に備えた。
2016/10/23-06:22 相模湾の朝写りがよくないけど相模湾の朝だ。 この後、左ペダルのクリートが滑ってペダルの前に足をついてしまって、足首にペダルが大当たり。 スゲー痛かった。 この文を書いている、ブルべから一週間経った今でも足首をひねると痛い。 折れたり、割れたりしてないと思うが、ヒビはいったかもしれん。 が、ギプスなんぞつけても歩かないわけにもいかんから、病院には行っていない。
2016/10/23-07:29 さらっとしぼったオレンジそして、のどが渇いたので、また飲んでる♪
2016/10/23-09:48 ヨーグリーナそして、ボトルからも水を飲んでいるが、また買って飲んだ。
2016/10/23-10:47 一般ライダー東からの向かい風を避けるために、一般ライダーの後ろを走ったりした(笑) 平地と下りは彼らより早いんだけど、登りがね……。 もう、脚が売り切れてるので、登りは彼らよりずっと遅いから、前に出ないで後ろにつくという怪しい行動になった。
ゴールまであとちょっと。 花の写真を撮ったりしつつゴールに向かっていたら、ロガーの記録域がいっぱいになった。
2016/10/23-12:35ということで、グラフはゴールまでのすべてではないが、あと 2,3km くらい足りない状態で、時間も数分早く記録が終わってしまった。 でもって、ゴールに着くと誰もいない。 あれー?道間違ったかな?とね。 十分近く経ってから、ブルべカードの電話番号にかければいいことを思いついた。 ということで、電話をかけてみるとあと 2,3 分のところにいるとのこと。
2016/10/23-12:37で、また同じジュース飲んで待った。 そんなわけで、電話をかけた時刻をゴールということになって 30 時間 34 分という記録となった。 伊豆半島での向かい風はキツかったなぁ。
帰宅してシャワーを浴びて、ダメージをチェックしてみた。 シリがシみた! やっぱり尻は弱点のままだった。
ヒザの腱痛は少しあり、筋肉疲労はあったが歩くには特に問題を感じなかった。 朝食を摂り、洗濯ものを干して、一時間ほど仮眠をとった。
ちょっと早い昼食を摂って、駅まで歩いていき、買い物に出かけた。 筋肉疲労はあるが、日常生活に困るほどではなかった。
自転車で出勤し、疲労が残っていることを確認。 パワーは、 200W くらい出ていたが、ケイデンスがいつも出勤は 95 ± 5rpm くらいなのに、翌日は 65 ± 10rpm くらいまでしか上がらなかった。
回転(ケイデンス)はソコソコにでていた。 疲労感は少し残っていた。 夜の退勤のときには、ケイデンスも上がるようになっていた。
復調しているが、完全とまではいかず、疲労感は残っていた。 足首のくるぶしの上方の腱痛は少しあるが、ケイデンスも上げられ、おおむねパワーも出るようになったと思う。
全行程のグラフを見ると 14:00 〜 18:30 あたりの速度(青い線)が妙に低いことが見て取れる。 下り基調なのに速度が 10km/h に届いていないことなのだが、これはロガーの一号機を使用していた期間だ。 一号機は PC4 で二号機から交代で使用を始めて、 PC5 を出たところでバッテリ切れになった。 データを回収したら、下の図のような有様だ。
始まりの時刻の 0:58:59 はともかく、走行時間( Duration )の -1 って何だよ、走行距離( Distance )の 4294.97 って……、いつの間に、おいらは本州を縦断したんだ? ってなことで、明らかにおかしいので、 DeviceAgent というソフトを使って、データ構造を見てみた。 すると、中身は xml らしい。 Microsoft の XML notepad をインストールしてもうちょっとみて、エラーの原因を調べた。 スタート時刻がおかしい、秒数等がおかしいということだった。 うまくすると、時刻や距離はおかしいかもしれないけど、パワー情報などのデータがサルベージできるかもしれないと期待した。
細かい手順は省くが、
今回のピークパワーが出た時を分析してみた。 下の図が、各時間のピークパワーのスタートからの時間だ。
そう、スタートから 9 時間 15 分後付近で何かが起こった。 というか、何かしたハズ。 それが、下の拡大グラフで、スタートから 193.4km 付近からのパワーの盛り上がりの山がこの記録の山だ。
そう、これはきっとこうだった。 下りを 40km/h 以上の速度で下ってきて、 193.3km 付近で傾斜がゆるくなり速度が落ちて、傾斜がきつくなったが、その先に約 20m くらいの丘が見えただろう。 そこで、この勢いを生かして一気に登ってしまおうと考えたハズだ。 で、勢いが死ぬ前に漕ぎだしての漕ぎ始めのパワーが大きかったと。
その後も同じようにちょっとしたのぼりを勢いをつけて、越えていることが見て取れる。
というわけで、熊に追いかけられたわけでもなく、勢いを生かすためにということで、パワーのハイライトはこんなところで出ていたのだった。
なんのかんの言っても、完走できた。 ダメージも脚については、わりと小さかった。 ただ、左足首の打撲と以前から痛いダメージは小さくなく、歩くにも難儀している。 ま、何のカンのいっても、今年も SR を達成できた。
VCR 横浜あおばの方々、サポートのメンバー、各出走者には感謝している。 この場で感謝の意を表したい。 願わくば、当方が誰にも迷惑をかけていないこと、誰かの力になれればと。
ということで、終わった。 質問・意見・感想も歓迎だ。
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