当方は 2010 年 2 月 21 日に初めて 200km のブルベに参加した。 ブルベ経験一年未満だ。 はっきり言って経験が浅い。 しかし一応とはいえ、当方自身の基準で 6 勝 2 敗 ( 完走: 200km,300km,400kmx2,600kmx2 / 途中リタイヤ: 400km,600km ) だったわけで、なんとなく必要なモノ、不要なものなどがわかるようになった部分もある。 そういった経験を元に有用だったとか、不要だったとかも述べたい。 元になる経験の経緯というか顛末は「ブルベにチャレンジ 2010 」の実績にグダグダと述べている。 参考になるモノがあればと願う。
また、見た目や値段などを参考になるようになるべく amazon へのリンクをつけている。 近所の自転車屋さんで購入してほしいが、そばにそういうお店がないなら通販で購入するのもアリだ。
まず、各項目について品名を表で提示し、それぞれについてはさらに詳しく記述する 時によっては部品などシェアできる可能性があるものもあるから、故障などで困ったときには声をかけてもらえれば探してみることができるのでヨロシク。
性格がクドいので、くどくどと長ったらしく書いていたりして、すまぬ。 もし、こういう装備してたのに書いてなかったんじゃないか?とか、コレの装備はどうなんだ?とかあったら質問してくれれば書いて見るやも知れぬ。
申し訳ないが必須装備についてはシェアできるものは多分ない。
物品名 | 説明 | 装備 | 状態 | シェア |
---|---|---|---|---|
自転車 | シクロクロス | 当方のは CX900 なくちゃ話にならん | − | 全装備 18kg | × |
前照灯 | 400km 以上では二灯必要 | GENTOS スーパーファイアXX SF-333XX | FENIX LD20 | 必須装備 | 装着可 | × |
尾灯 | 後ろから見える赤いランプ | 必須装備 | 設置済 | × |
反射ベスト 反射たすき 反射肩掛けベルト | 照らされたときに見えるようにする | 必須装備 | 購入済 | × |
ヘルメット | 当方が使用しているのは リガス | 必須装備 | 装着可 | × |
ベル | チーン!って鳴るアレ | 必須装備 | 設置済 | × |
靴 | 歩けるように SH-M076 を履いている | 事実上必須 | 使用可 防寒対策必要 | × |
重量が 12kg とかなり重いので、あまりお勧めはできないが、当方はこの一台で通勤もブルベもシクロクロスレースもオープンストリートマップの GPS ログ取りもこなした。
タイヤが太い(700x32C)ことはいいことと悪いことがある。 悪いほうは、タイヤ細いほうがカッコいいぜな価値観の中だとカッコ悪いことと、現実的な面で走行抵抗(空気抵抗や路面抵抗など)が大きそうだ。 …あとチューブが大きいのでブルベの時にはそれなりに荷物になる。
いいほうは、ぶっといタイヤなせいかしらないが、パンク知らずだ。 買って最初のころは乗り心地重視で空気圧を低めにしていたらリム打ちパンクした。 その後タイヤの規格いっぱいまで空気圧を高くすることにして乗り心地をあきらめたら、その後は一回もパンクしない。 おかげで路面にあまり気を使わずどこにでも突撃していける。 ブルベでは基本的に舗装路ばかりなのであまり気にする必要はないが、普段乗っているときに突然の砂利道や石ころが落ちていても、ガツっときて「おわっ!ビックリしたな〜」で済んだ。
重量に関しては、タイヤの関係もあるかもしれないが、大先輩から InterMax (8kg) を借りたら、それがはえーのなんのって、通常走行でもスピードが一割くらい早かった。 この InterMax で、自身の上り坂の基準にしているところで測定した。 CX900 では 18 分〜 19 分かかるが、 InterMax だと 16 分〜 17 分でやっぱり一割以上早くなる! まぁ、軽さやタイヤ以外に、自転車の設計や駆動系の良さ( CX900 は Sora で、 InterMax は DuraAce だ)などすべてに最高峰な自転車の良さでタイムが一割以上早いのだから金があれば軽い自転車がほしくなるなぁ。
タイヤが太いとか、フロントトリプルとかのあたりを空気読まずに行けば、(ガンバれば…)ロードの人たちに付いていけることもある。 一応そういうツーリングとか練習走行会みたいなの修行だと割り切っていくことで、迷惑をかけない程度に力があれば楽しむことができると思う。 反対にタイヤが太いのでカーブなどで限界を超えたときの挙動は、細いタイヤよりも緩やかだと思われる。 時々後輪が滑ってるなーと思うことがあるが、ゆるる〜って感じでツルっと来る感じは少ない。
タイヤの太さはママチャリにも通じるので、通勤にもそのまま使えて会社の自転車置き場にも「軽飛行機がおかれている中に細いタイヤの戦闘機が乱入」みたいに見えないところは安心できる。
ブルベの装備のペイジで書くのもアレだが、タイヤの皮というかタイヤそのものというかシクロクロス用のタイヤに変えればそのままシクロクロスレースに出られるぞ♪ これはいいことだ (^^;ゞ
写真では真ん中の予備を入れて三本あるが、真ん中については解説しない。 本番ではハンドル下側には前照灯を二本。 二本とも同時に暗くなったり切れたりすることはなかった。 電池はランニングコストと入手性を考えると単三(AA)電池でそろえたほうがいいだろう。 当方はランニングコストを抑えるためにエネループを使用(後述)した。 電池のモチとして長寿命で、わりと明るい通常使いな 130 ルーメンモノ(AAx3 写真では手前側)を使い、反対端には最強明るいが、電池のモチが 1 時間程度しか期待できない 180 ルーメンモノ(AAx2 写真では奥側)を装備した。 街中や上りは 130 ルーメンモノだけで済ませることができた。 街灯のない真っ暗な道を下るときは 130 ルーメンモノに加え 180 ルーメンモノを点灯した。
まず 130 ルーメンモノの説明だ。 GENTOS(ジェントス) スーパーファイアXX SF-333XX というモノで、価格も比較的安い割に明るくて、電池のモチも良い。 欠点は長いこと。 後述する便利ホルダー2が必要な理由もここにあるが、長いのでハンドルに一箇所留めで設置すると重心の関係から後ろにも出っ張るわけだ。 そいつが膝にあたるんだな。 なんたって単三電池を三本 (AAx3) だから「長い」に尽きる。 だから、この胴の長さをどうにかすれば比較的明るくて点灯時間も長いので常用できると思う。 実際通勤にはこの前照灯を使っている。
次に 180 ルーメンモノの説明だ。 FENIX LD20 という懐中電灯で、とにかく明るいこと、単三電池を二本でバランスが取れた形をしている。 欠点は電池のモチが短いこと。 今買うなら、もっと明るい「EagleTac P20A2 MarkII」のような製品もあるからそちらを選択するほうがいいかもしれない。 多分両者に共通するのは、明るいが点灯時間は短いことだ。 まぁ、当たり前のことなんだが…
使い方としては、街中は常用ライトで走っていても、林の中などは暗くて先が見通せないときに点灯時間が短くても明るいライトを照射するわけだ。 列車の中にいるときに後ろから明るいライトを焚いても迷惑だろうから、そういうときにも明るいほうは消灯したほうがいいと思う。
本当は単三を一本ないし二本使うタイプがほしかったが、単四を二本使うタイプしかなかった。 まぁ、困るほどでなく 100 時間くらい持つらしいので困ったことはない。 エネループを使っているのでブルベ前には充電して装着している。 普通の一次電池(充電できないタイプ)な単四電池でもいいのだが、日常的に持っている単四電池がエネループだけなのでそのまま運用している。
普段は二本を右の写真のようにクロス掛けしている。 一本は近所の DIY のお店で売っていたモノで最低限こちらが胴体にたすき掛けされるように着用している。 もう一本について、実は四本のマジックテープ型の反射ベルト(ダイソーで二セット購入したような気がする)を連結したら胴体にたすき掛けできる長さになったので、クロス掛けのもう一方にしている。
四本のマジックテープ型の反射ベルトはたとえば手首や足首などを固定したいときなどに使うことがある。 防寒用に下半身用ヤッケを着用することがあるが裾がチェーンに巻き込まれないようにこのマジックテープベルトを使用するなどの用途だ。 クロス掛けしていると見た目が怪しいが、夜間はクルマに視認してもらうためには目立てば勝ちだ。
上の写真ではミョーな部品を取り付けているが今ははずしている。 ノーミソを保護するためにはヘルメットが必要だ。 頭蓋骨が割れるよりはヘルメットが割れたほうが多くの人にとってはより幸せ度が高いと思う。 っつうか、必須装備だから頭にフィットするものをかぶろう。
チーンとなるアレだ。 ほとんど鳴らしたことはないが、土手道などでコドモがふざけているときには遠くから意識をこちらに向けてもらうつもりで鳴らすことがある。 大人は急な動きはあまりないけれど、コドモは突然はねるように見てないほうへ移動することがあるから、互いの不幸を避けるためにも意識を向けてもらいたい。 当然脇を通るときはゆっくりだ。 威嚇するための警笛ではないのだから、歩行者に「ドケ!」とかいうような鳴らし方はしないようにしよう。
いわゆる平ペダルといわれるクリート無しの靴で自転車に乗るのも悪くないが、ペダルに足を連結するとラクだ。 ペダルを踏むだけでなく、ペダルを踏んだ後、後ろに蹴り、膝を持ち上げ、足を前に蹴り出すという動作を付け加えることができるので、ペダルに力をかけている時間が長くなりトータルとしてラクになる寸法だ。 上り坂ではギアが二段くらい変わったように思う、それくらいラクになるのだ。 確かに乗り始めと停止のときに、ペダルと足を連結する動作や、反対にはずす動作が必要で練習が必要だが、わりとすぐなれるものだ。
もし、普通の靴でも乗ることがあることを考えるなら両面連結具ではなく、片面だけ連結タイプのペダル(上の左のタイプ)を使うことで、兼用できるし、当方も最近まで使用していた。 ただペダルを連結するようになると体感的に、連結しない普通のペダルはとても乗りにくくなってしまうし、そういう普通の靴では乗らなくなることもあいまって両面連結タイプ(上の右のタイプ)のペダルに変えてしまったが、過渡期は片面平ペダル・片面連結具タイプはいい選択だと思う。
この項ではあれば便利だと思うモノを取り上げる。 なくても何とかなるが、あると便利なモノだ。
モノによってはシェアできるので無くしたなどのときで必要なときには、ソのときには相談にのれるかもしれない。
物品名 | 説明 | 装備 | 状態 | シェア |
---|---|---|---|---|
ヘルメット用尾灯 | ヘルメットにつける赤いランプ | あれば better | 装着済 | ○ |
空気入れ | フレンチバルブ用 | あれば安心 | 装着可 | ○ |
チューブ | 当方の場合 700x32c x2 | あれば安心 | 装着可 | ○ |
パンク修理キット | パンクを修理するためのパッチ・接着剤・紙やすり | あれば安心 | 使用可 | ○ |
メーター | 道のり測定 | 事実上必須 | 装着済 | × |
GPS | 当方の場合はColorado 300 | あれば better | 装着可 | × |
電池 | 単三 eneloop を多用 | 事実上必須 | 購入済 | ○ |
ヘッデン | 頭につけるヘッドライト | 300km 以上で必要 | 使用可 | ○ |
手袋 | 手袋を二重にする手袋も使用 | 事実上必須 | 使用可 | ○ |
ウィンドブレーカ | 作業用のヤッケ | 事実上必須 | 使用可 | △ |
靴カバー | つけてもまだ寒い | 当方には事実上必須 | 使用可 | × |
輪行袋 | 電車等に乗るときに自転車を入れる袋 | 400km 以上持参予定 | 使用可 | △ |
サングラス | 当方の場合は無色のサングラス | 当方には事実上必須 | 使用可 | × |
バックミラー | ハンドルエンドにつける鏡 | あれば安心 | 装着済 | × |
トップチューブのモノ入れ | トップチューブにすえつける小物入れ | あれば便利 | 装着済 | × |
便利ホルダー | ライトやメーターの台座 | 当方には事実上必須 | 装着済 | × |
コマ図スクローラ | コマ図を見やすくする装置 | 当方には事実上必須 | 装着可 | × |
昼間の走行中にトンネルに入ったときには尾灯を点灯したい。 気休めかもしれないが、自動車から見てもらえるかもしれない。 車体についている必須装備のほうは走行中にスイッチを触ることができないので尾灯は気軽に点灯しにくい。 ヘルメットについている尾灯なら後頭部をちょっと触ればいいので点灯させやすい。 重量もたいしたことなく、つけておいてバチはあたらないだろう。 安心感のためといっても過言ではないが、ほかのブルベライダーを見ても割と見やすいので自動車からもよく見えると信じたい。
当方はまだブルベでのパンクの経験がない。 しかし、今後もないとは限らない。 それを考えると持っていかないわけにはいかない。 ということで、パンクした時のために持参している。
タイヤチューブは必ず持っていこう。 なお、当方は 700x32C なんだが、こんな太いタイヤの自転車に乗っているヒトは見たことがないので、シェアできるといいつつ、そういう機会はないだろうなと思っている。 多分小径車に乗っているヒトも同じことなんだろう。 700x23C のタイヤチューブは大変小さいので持って行かない理由はないと思う。(というか 32C のタイヤチューブが大きいと思う)
パンク修理キットも必ず持っていこう。 たいした大きさでも重さでもないので安心感と実際のパンクしたときのためには必須だと思う。 近所の自転車屋さんで購入しても高額でもないので、何かのついでに購入しておくといいだろう。
事実上必須だと思う。 キューシートなどで、目印も記述されているが、次の目印まで何キロメートルであるか知る大きな情報源だ。 なお、当方の経験上は有線式のほうが信頼性が高いし、お値段も安いので、お勧めだ。 無線式は理由はわからないがミョーな動作をすることがあった。 ケイデンス(ペダルの回転数)が測れるとキモチの面で嬉しいがそれだけなので、機能としてほしいかどうかは別途考えてよいと思う。 一応ブルベでは道のりが正確に測れればそれで事足りる。
当方は画面の大きさから GARMIN の Colorado 300 という GPS 端末を使用しているが、電池バカ喰い、重いなどの理由からあまり自転車用にはお勧めできない。 しかし、ほかのヒトが使っているなど情報量を考えると GARMIN 社の GPS 端末は悪くない選択だ。 ほかにも安くて見やすかったり、多機能な GPS 端末があるので使ってみると面白いだろう。
当方は基本的にはコマ図(キューシート)を主に使っていて、 GPS 端末をメインに使っているヒトもいる。 当方にとっての GPS 端末は、参考情報にと使っている程度で頼りきることはしていない。 あれば本当に役立つが絶対になくてはならないという装置と言えるほどでもない。
電池は前照灯や GPS 端末などに最初に入れて使用し、途中で交換しないのがもっとも望ましい。 しかし、途中で電池が切れればそれはそれで結構不便だ。 当方は入手性とランニングコストから、 AA サイズいわゆる単三電池をメインに使用している。 また、使い切ったら毎度購入しなおしは嬉しくないので二次電池(充電できる電池)の eneloop をメインに使用している。 二次電池(充電できる電池)の大手にはサンヨー派、パナソニック派、ソニー派など各派いると思うのでお好きなタイプをつかうといいと思う。
ほかの二次電池もそうかもしれないが、 eneloop は一次電池(充電できない電池)と比較すると大変重いので、予備を持参するときにはその辺も考えておこう。 また、ヘッデンだけには eneloop でなはく一次電池を使用することにしているが、理由は eneloop が微妙に太いのでヘッデンの電池ケースに入れると、交換時になかなか出せないため利便性を考えて一次電池を使用することにしている。
ヘッデンは明るさ、単三派、単四派など好みに応じて使用するといいと思う。 当方は単三派なので、単三が使えるタイプにしているが、 eneloop だと電池交換に難儀するのでヘッデンだけは例外的に一次電池(充電できない電池)を使用している。 当方の主な使用目的は、夜間における標識の確認・ハンドル上にあるコマ図やメータの数字読みのための明かりだ。 あまり明るいとハンドル上のものをみると目がくらむのでたいした明かりでなくてもいいような気がする。 ただ、標識はしっかり見たいので明るいほうがいいだろうからバランスが難しいと思う。
ところで何でヘッデンというのか? …そういう疑問がわくが、当方もそう教わったからだとしかいえない。 ヘッドの電灯だからヘッデンかもとは聞いたことがあるが、当方に教えてくれた人も知らなかった。
最初は専用の手袋を使った(写真左側の CHIBA のもの)が、都合が悪くて結局使わなくなった。 それは、指先まで覆うタイプで手のひらにクッションがあるところはとてもよかったが、手の甲側が蒸れて暑いという欠点があった。 最終的には作業用皮手袋(手の甲側はジャージー地)に右側の大きめの手袋をカバーとして使用するようになった。 寒かったら大き目の手袋を重ねてつけて、暑くなったら大きめの手袋をとって作業用手袋のみとする方法をとった。 自転車用でピンと来たものがまだないので、荷物にはなるが指先が冷える当方には今のところ最良だ。 もし、指先まで覆うタイプで手のひらにクッションがあって、手の甲側がジャージー地の自転車用手袋があったらゼヒ試したい。
当方は自転車用のウィンドブレーカではなく、カインズホームのヤッケを愛用している。 上半身、下半身それぞれ 298 円と激安で、防風性能は十分だ。 過去のブルベで脱いでキャリアにつけていたときになくしたことがあるが、お値段を考えるとなくしてもあまりココロもフトコロも痛まないのが最大の利点だ。 どうせ、雨が降れば、外はびしょびしょで、汗で中は濡れるのだろうから本格的なカッパも持たずヤッケで済ませている。 まぁ、色と外観から「魚屋さんみたい」と冷やかされるが、長靴をはいてそういう格好もよくやっているので「カッコいいだろ?」ということにしている。 DIY のお店や、釣具店、あるいは作業着を扱っている店などで探してみるといいのがあるかもしれない。 無論、体にぴったりしたもののほうが空気抵抗が小さいし、自転車用だと薄いので小さくもなるから、フトコロに余裕があればそういった専用品をつかったほうがいいと思う。 ま、当方はロード自転車でなく、シクロクロスな自転車だから自転車専用でないモノを使うのもオシャレかも (笑
当方は上の左のタイプを使っている。 足が冷たくて凍りそうだったのがだいぶマシになった。 実は 5 時間ほど乗ってシモヤケができてしまうほどに当方にとっての防寒性能としては、まだ不十分だがシモヤケ体質でどうにもならない。 一応靴とカバーの間に使い捨てカイロをはさんでみたことがあるが、あまり効かなかった。 ただ、こういう熱源をはさむことができるというメリットもあるのでカバーは今後も使用するつもりだ。
往復とも出発点が遠いときには世話になるかもしれないし、出発点まで自走できても、やっぱりリタイヤ(DNF: Do Not Finish)したときは電車で帰るわけで、あるといい装備だ。 輪行袋の意義はほかの乗客の衣服等を汚さず、破かず、要するに毀損させないためにある。 だから十分に保護できているならゴミ袋輪行もアリだとは思うが、専用のモノをつかったほうが頑丈だと思う。 知り合いから「寒いときの寝袋にもなるぞ」と教わったが、まだそういう機会がないので輪行袋としてのみしか使用したことがない。 なお、 CX900 はやや大柄らしく当方が使用しているタイオガのコクーン(左の輪行袋)にはギリギリで入る大きさでかなりキツい。
当方は視力が弱いので、度付きサングラスが必要だ。 紹介できるようにリンクを張っているのに申し訳ないが、上の amazon で気軽に選んで裸眼でサングラスをつけられるわけではない。 そういうときには地元の眼鏡屋さんで相談しよう。
埼玉県は川越市近辺(当方の住んでいるところからだと 20km だ)に住んでいる人は、カニヤさんに相談してみよう。 店主が自転車に乗る人なので実体験を元に提案してくれる。 まぁ、度付きということは、お値段は少々張るが最適なサングラスを得られれば安いものだ。
当方は、出走した全ブルベで使用していて、晴天のみならず、強風、霧、雨などあらゆる気象条件の下で快適に使用している。 強風の時には、砂埃などが目に入りそうなものだが、そんなことにはならず、霧や雨の路面では降ってくる水分以外に列車中での前車からの跳ね上げなど水があらゆる方向から飛んでくるがそれもくっきり見えて目をガードしてくれた。 夜間走行を念頭にクリアを選んだので昼間は少々まぶしい気もするが不自由を感じたことはない。 メガネでツーリングに行ったあと、白目が充血していたことを考えると、現在使用しているサングラスでの目へのダメージの小ささがよく感じられる。 また、 2010 年後半ではシクロクロスレースに出たりしたわけだが、乗車時振動にも、自転車を担いで跳んだりしてもズレることなく、視界に問題をまったく感じなかった。 カニヤさんの店の前は自転車を置きやすいようになっているぞ! さぁ、カニヤさんに突撃しよう。
当方はハンドルバーエンドにつけるタイプを使用している。 後ろから接近する自動車を見たり、もし列車を組んでいるなら後ろの人が付いてきているか振り返らずに確認できるスグレモノだ。
ブルベ中にデジカメで撮影したいが背中のポケットだと落としそうだとかブツブツ書いていたら、小生さんに教えてもらった一品。 ここにデジカメを入れておいて、いいところになったらサッと取り出してパチっと撮る寸法だ。 実に便利なので、ミニ羊羹を入れたりもしている。 ブルベのキューシートを入れておいて、上り坂でハァハァしながらソレを取り出して、見ながら気を紛らわしたり、非常に便利な小物入れだ。 ただし、振動・雨などの水・高温 / 低温にさらされることは覚悟しないといけない。 当方の場合はPENTAX 防水デジタルカメラ Optio W90というカメラを使用しているので特に問題を感じないが、同じコトをしようとする方はカメラについて一考の余地があろう。
ハンドル上に前照灯や距離計や GPS やパワーメータなどを装着しているとだんだん場所がなくなる。 そこでバーを設置して、取り付け場所を増やすわけだ。 その際、軟弱なモノだと振動などで折れたり、曲がったりしそうだが、コレはガッチリ付く。 当方が使用している「便利ホルダー2」はやや重いが、軽くて同種のガッチリつけられるモノがあればお勧めだ。
また、上の写真のように前照灯をライトホルダーを二つつけて二点懸架することで光軸も安定する。 二点懸架すると、単三電池三本使うような長いライトでも重心を考えずに目いっぱい前に取り付けることが可能だ。 安定した光軸と、強力なライトで、夜間走行にも強くなると思う。
ほかのモノはみんな購入したものだが、コレだけは自分で部品を買って製作したものだ。 といってもたいした工作をしたわけではなく、2010 年の BRM320 埼玉 300km アタック愛鷹の新装備の項目を見れば分かるとおり、穴を開けて針金を通しただけだ。 同じようなモノを作っている人を見かけたことが何度かあるので、ゼヒ身近なモノで試して見てほしい。
物品名 | 説明 | 装備 | 状態 | シェア |
---|---|---|---|---|
キャリア &バッグ | 大容量で何でも入りそう | TREK インターチェンジトランク | − | 2011 年は取り外している | × |
使い捨てカイロ | 靴と靴カバーの間に入れる | 当方にはこういったモノが事実上必須 | 使用可 | ○ |
着替え | シャツ等 | あれば安心 | 使用可 | ○ |
錠前 | 60cm くらいとても短い | 400km 以上で持参しようかな | 使用可 | ○ |
食料 | 炭水化物は必須 果糖・ブドウ糖 マルトデキストリン 混合してみた | 使用可 | ○ |
キャリア&バッグは上の写真の輪行袋に収まらない部分だ。 あれば有用だ。 とにかくたくさん入る。 キャリアにミヤゲも輪行袋も何でもぶら下げられる。
しかし、それがワナだ。 つまり何でも入るし、何でもつけられるものだから重量がかさんで、上り坂に激弱い当方には大変なお荷物になってしまう。 InterMax を借りてキャリア&バッグをつけなくてもどうにかなったわけで、ソレを考えるとなくてもよかった装備だ。 平地ばかりだったら便利かもしれないが上りがある以上取り付けないでもどうにかする知恵を発揮したほうがラクになると思う。 もし、常時 300W くらい発揮できるようなら取りつけてもいい装備かもしれないが、一時間連続最大出力がせいぜい 200W 程度の当方には重い荷になってしまう。 よって今後は多分つけないでガンバろうと思う。
靴カバーと靴の間に挟んで使用したが、冬に自転車の走行中の空冷状態による圧倒的な放熱は使い捨てカイロの発生する熱量をも上回り、冷たくなってしまう。 よって、待っている時間に使い捨てカイロの世話にはなったが、当方にとって真に使いたい用途としての冬場の走行中の足の保温というか暖めには使えなかった。 効果が感じられなかったので、当方のブルベ中には不要の装備だ。 当然これで十分な人もいるハズだ。 膨大な熱量を発生させているのに、足先にまで血流に乗った熱量が運搬されてこないのは実に残念だが、当方の体質なので実験を繰り返している。 なにかいい手があったら教えておくれ。
前泊するなどすればあっていいと思うが、当方は埼玉県内に在住で埼玉県内出発のブルベにしか出走しなかったので結局は不要な装備だった。
当初は左のタイプの頑丈なものを持参していたが重いので、右のタイプを持参するようになった。 しかし、結局はブルベ中は自転車から離れることはほとんどないので右のタイプも不要とも言える。 ただし昨年は 600km であっても宿泊も仮眠もしないで走り続けていたのでそんなことができたわけだが、これからも持参しようかどうしようか悩む。 多分 2011 年は 400km 以上なら持参すると思うが、 300km 以下なら持参しないと思う。
果糖は吸収されたらすぐにエネルギーになるということで、水に溶かして飲んでみたがおなかが痛くなったり下ったりしたので日常生活の甘味料にしか使わないことにした。 しかし、甘くておいしいので冷やす菓子には向いていると思う。
マルトデキストリンは非常に役立ったが持参するには難しいのでツーリングに出る前や、練習走行前などで、シリアルに振りかけて、牛乳をかけて食べている。 心なしかハンガーノックになるまでの時間が長くなるような気がする。 しかしブルベに持っていく飲料にはいれず CP やそれ以外のコンビニなどで砂糖の入った飲み物で済ませればいいことに気づいた。 というか、もう今は何でも食べられるような気がする。
練乳はチューブに入っていて使いやすいと思ったのだが、意外とすい始めるまでのハードルが高かったので不要だと思う。
ミニ羊羹は有用だと思った。 しかし当初、当方は 10 本ほど持参したが、 2-3 本もあれば十分だと思う。 割と食べやすいことがいいところで、ゴミが周りをベタベタにすることが欠点だと思う。
思いつくところを追加してみたいと思う。 意見・感想も歓迎だ。
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