昨年は自転車関連に関して、ツいてない気がしたが、三月に 300km を走り、 BRM917 神奈川 200 箱根も、BRM925 あおば 200km 伊豆も、 BRM1008 あおば 400km 御坂みちも、 BRM1022 あおば 600km 天城越えも走り切れた。 休憩を含めて平均 20km/h 前後で走れた。 一応 2016 年は SR (SuperRandonneur) を自称できた。
2017 年を占う意味でも、一発キメておきたい新年早々の 200q のブルべだ。
今回は新装備はナシ。 200q だし、ほぼ平地な気がするので、サクっと行って、サクっと走って帰ってこようと思った。
主力前照灯は「ジェントス GENTOS LED ライト ネクセラ 909D NEX-909D 」である。 補助灯は「ジェントス GENTOS LED ライト ネクセラ 909D NEX-909D 」と同じシリーズの単三を二本で運用できる「ジェントス GENTOS LED ライト ネクセラ 903D NEX-903D 」(公称:実用点灯時間 10 時間)だ。 200km では、ほぼ不要だと思うが、まぁ必須装備だし、当方の自転車の場合、ちょっと軽くなったくらいでは影響がほどんどないだろう。
メガネは貼り付ける老眼鏡ではなく、徐々に度が変わる境目のないタイプの遠近両用のレンズを付けたサングラスだ。 見た目は、従来の透明レンズの度つきサングラスとほとんど変わらない。 これをつかえば見た目もスマートに、かつ遠近両用で使用できる。
今回のハンドル周りの写真が下の写真。
全体は下のようにいつもと変わり映えしない装備で乗った。
コースは逗子を出発したあと、海岸線を西進して、相模湾の海岸沿いに鎌倉・藤沢・茅ヶ崎・平塚・大礒・二宮・中井・小田原・熱海を通過して、伊東の伊豆高原で折り返し、ほぼ同じルートで逗子まで帰るシンプルなルートだ。 このルートはほとんどの部分を個別に走ったことがあるのだが、伊豆半島は当方は苦手なところだ。 天候に文句を言っても仕方ないが、北風や東風のことが多く、帰りに向かい風になることも多くて、向かい風に苦手意識のあるコースでもある。
逗子を出て、 50q 小田原を過ぎて、伊豆半島に入るまではほぼ平地だ。 しかし、伊豆半島に入ると当方が苦手とする登りがあって、いや〜んな登りがいっぱいあるのだった。 だから、意外とアップダウンがあって、坂もキツ目で、信号のタイミングも気分が悪い。 後半のころに東風が吹かなければ、最後は平地ということで、楽かもしれないことに望みをかけたい。
まぁ、 200q のうち、 100q ほどは平地だ。 トータルでも 200q だから、無理な走り方をしなければ完走できそうだと思った。
スタート地点までは約 20q だから、一時間半くらいかけていけば身体も温まって、スタートからソコソコのペースで走れるだろう。 スタートから早ければ、トータルとしては平均 20km/h の目安の 10 時間を切りたいと思った。
スタート地点は自宅から約 20km の逗子市役所そばの神社なので、自走で行こうと思っていた。 が、寝坊した。 急いで、朝食を摂って、自動車で向かった。 せっかく、アップダウンの少ないルートを探していたのに……。
車で行ったら、時間に余裕ができた。 車をスタートの近くの駐車場に止めた。 そこで、出発前にタイヤの空気圧をと思って空気を入れた。 前輪の空気を 90psi まで入れ、後輪に 100psi まで入れた。 後輪の空気を入れた後、ポンプヘッドを外したら、シューという音が止まらない。 ???
もう一度空気を入れて、ポンプヘッドを外したら、やっぱりシューという音とともに空気が抜ける。 懐中電灯でバルブのところを見ると…… なんか、いつもと違うような。
当方の記憶ではバルブは下の写真のような感じなハズだ。
もう一回見るが、「確かオレの自転車は仏式バルブだったハズだが、いつの間に英国式になったんだ?」と頭の中に?がグルグル回る。
要するに中心の真鍮の部分が折れて、なくなっていた。 現状を理解して、ソッコー後輪を外して、背中からパンク対応用のチューブを取り出し、交換したのだった。 フロアポンプがあってよかった。 ってか、昨年から続く、呪いのような運の悪さは未だに続いているのかと、出発前からブルーな気分になった。
今回の目標も完走第一。 第二目標として、 10 時間切り。 ソレに対し、 8 時間 36 分で、当方にとっての 200q での過去最高を記録した。 当方なりに WH-RS81-C50-CL は空気抵抗低減には効果がありそうと考えているわけだが、ソレを裏打ちする結果がまた出たのだった。
ダイジェストとしては下のように心拍や出力が推移した。 写真で、だらだらと当方の感想をグラフの下に流してみよう。
今回はスピードはあまり考えずに、わりとパワーをアゲ目で走った。 見てわかる通り、 PC1 〜 PC3 の間に深く落ち込んでいるところがいくつもあるが、多分信号だ。 信号が長くてしかも、速度が乗ってきての信号なので萎えるのだ。
下の図のように走行スピードは 25km/h を超える速度で走ることが多かったようだ。 後の方まで速度が維持できていたのは、ほとんど風がなかったせいだろう。
ブリーフィングの時に周りを見回すと、反射ベストにいろいろな種類があることがわかる。 埼玉付近では、種類が少ないが、ここでは非常に多様性に富んでいた。
2017/01/07-06:33ブリーフィングが終わり、当方はなんとなく小用を催した感じだったので、トイレを探した。 神社だから、近くにありそうな予感があり、周囲を探索すると確かにあった。 戻ってくると車検が始まっていた。
2017/01/07-06:41スタートして 1.5km くらいのところで、パワータップのロガーにバッテリ切れの表示が! ……おかしい。 三週間くらい前に交換したばかりだし、公称 300 時間持つはずじゃないか? 当方は、そんなに自転車乗ってないぞ。 気温が低いせいで、電池の能力が低いせいだと考え、信号待ちの時にロガーのボタンを押して、計測リスタートにかけた。 期待通り、その後は電池切れ表示は出なかった。 ちなみに、ブルべ後、電池を交換せずに通勤時(片道 30 分くらい)に使用していたが、二週間以上電池切れ表示は出なかった。 つまりは、電池切れ表示は、真の電池切れ表示ではなかったということだ。
2017/01/07-06:56小田原近辺ではおそらく一般ライダーとみられる自転車乗りもいた。 信号待ちでは、反射ベストを着用しているかが目安だろう。 よく見れば、前照灯や、キューシートなども違うだろうが、ぱっと見では区別つかない。
2017/01/07-08:27ロガーの記録では、おそらく、このころから気温が急に上がって、 3 ℃未満だったのが、 6 ℃以上になった。 気温が上がったとはいっても、一部の例外の 14 ℃くらいになったときを除いて、ほとんど 10 ℃前後と気温は低めだった。 まぁ、一月の上旬だから仕方ないか。
2017/01/07-08:44PC1 での補給は失敗だった。 体脂肪が燃えるとか書かれているのにひかれたが、エネルギーがなくて実質おにぎりを一つ食べただけの状態だった。
2017/01/07-09:07ちっともコリてない当方は、 PC2 でもオレンジジュースとおにぎりだけで、補給としては少なく、 200q をなめ切った態度だった。
2017/01/07-11:20PC2 を折り返すとたくさんのライダーらとすれ違った。 当方は PC2 までの間に、そんなに多くのライダーらとすれ違った覚えがないが、よく考えると、下向いていることが多いせいかもしれない。
2017/01/07-11:24年取ると、オシッコ近くてねぇ。 PC3 まで持つ気がしなくて、根府川駅にトイレを発見したので、寄って、小用をたしてコースに戻った。
2017/01/07-13:44少しマシな、シュークリームとコーラという補給だったが、これでも 500kcal 程度しか補給していない。
2017/01/07-14:05まぁ、そんなこんなで国道一号線を東進して、午後三時半ごろゴールのマクドナルドに到着したのだった。 結構混んでいたなぁ。 でも、ゴールの待っている方々を考えると暖かで、食べたり、トイレに行ったりできることのできるいい場所だと思った。
ハラが減っていて、ビッグマックを食べた。 自宅へ帰って、食事しようと思った。 ナメた補給の割には最後までモったので、前日のカーボローディングが効いたってことだろうと思う。 しかし、このなめた補給で特に問題が出なかったものだから、翌月の BRM218 埼玉 300 アタック那珂川でハンガーノックになってフラフラになった。 まったく、何年も自転車に乗って、しかもブルべにも何度もでているのにハンガーノックなんて、何も学んでないだろ>オレ
2017/01/07-15:46帰りの逗子→茅ヶ崎、国道 134 号線、海岸線の道は渋滞していた。 自転車で対向車線を見てきたので、鎌倉から内陸に入って、渋滞の少なそうな道へ行こうと思った。 初詣の人を見ながら帰途に就いたのだが、道に迷って、藤沢に出たかったのが、大船に行ってしまって、かなり時間を損した気がした。
2017/01/07-16:37ヒザの腱痛は少しあり、筋肉疲労はあったが歩くには特に問題を感じなかった。
自転車で出勤し、疲労が残っていることを確認。 ダメージは少なかった。
しかし、バルブが折れることなんてあるんだなぁと思った。
チューブを持っているのは当たり前なので、大事にはならなかったが、アセったよ。
湘南は海沿いで温暖とはいえ、やっぱり気温は低いのだった。 200q だったので、出力をアゲ目で漕ぐことができたために、ウィンドブレーカは最初の一時間くらいだけで済んだ。 こんな気温でウィンドブレーカなしで自転車に乗れるんだから、自転車ってモーレツに発熱するんだなぁ。
今年も SR を目指して、……でもイージーに漕いで、ラクをしてブルべの完走を目指したい。
AJ 神奈川の方々、サポートのメンバー、各出走者には感謝している。 この場で感謝の意を表したい。
ということで、終わった。 質問・意見・感想も歓迎だ。
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